2008年12月26日 11時00分
80年代初頭、日本中の若者の耳をくすぐった「スネークマンショー」唯一の映像ソフトがついにDVD化
“スネークマンショー”の唯一の映像作品『楽しいテレビ』の一場面
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84年に発表された“スネークマンショー”の唯一の映像作品『楽しいテレビ』が、ついにDVD化されて来年2月に発売される。2枚組で「急いで口で吸え」の実写版も収録されているほか、新たに制作された映像も加えられる。
「スネークマンショー」は、桑原茂一と小林克也が手掛けるラジオ番組として70年代後半に静かにスタート。テクノやニューウェーブなどいち早く取り上げただけでなく、曲間のラジオ向けのジョークがこれまでのラジオ番組にはないスタイルで、一部若者の間でカリスマ的な人気番組に。その後「スネークマンショー」のユニット名義でレコードも発表され、80年代に入ってからはYMOのメンバーも参加するなどで、これまでのカルトな人気が全国区レベルにまで広がりを見せた。
そんな「スネークマンショー」の音源の数々はCD化され次世代に受け継がれてきたが、唯一発表していた映像作品のDVD化は、今回がはじめて。同作品には、竹中直人、いとうせいこう、シティボーイズ、中村ゆうじらが出演している。
「スネークマンショー」は1981年から83年にかけて、4枚のアルバムと1本のカセットを発表。2003年には、オリジナル・アルバム4作のリマスターCD化され、04年には伝説のラジオ番組「スネークマンショー」の未商品化ギャグを中心に構成された「スネークマンショー・アンソロジー!」が発売された。
「急いで口で吸え」の実写版も収録されているDVD『楽しいテレビ』は、09年2月25日に発売。