中高生の大半が“対面もケータイも等価” 一方でTPOに応じた使いこなしも




 ベネッセ教育研究開発センターが14日(火)、小学校4年生から高校2年生までの携帯電話・パソコンに関する利用実態調査を都内で発表した。同調査内の「友達が目の前で着信メールの返事を書き始めたらどう思うか?」という質問には、中学生63.8%、高校生72.6%が「嫌ではない」と回答。同結果について、調査企画・分析メンバーである酒井朗大妻女子大学教授は「我々の世代はムッとしてしまうが、中高生にとっては対面もケータイも“等価”であることがうかがえる」とコメント。一方で、高校生の大半が「親に謝る」「告白する」といった場面ではメールを使わず、面と向かって伝えていることも明らかになった。

 設問項目「対面場面での携帯電話利用に対する意識」では、「目の前で友達がかかってきた電話に出る」ことに対して中学生は【それほど嫌ではない】(40.3%)、【まったく嫌ではない】(35.0%)が圧倒的に多く、【少し嫌】(15.4%)、【とても嫌】(7.8%)という答えは少数派に。高校生も【それほど嫌ではない】(47.1%)、【まったく嫌ではない】(33.7%)、【少し嫌】(14.3%)、【とても嫌】(4.4%)という結果になった。

 携帯電話によるコミュニケーションが、大人世代以上に日常に溶け込んでいる中高生だが、一方でメールと対面を状況に合わせて使いこなしており、【親しい友達を遊びに誘う】際にメール利用する割合は57.1%なのに対し、【あまり親しくない友達を遊びに誘う】場合は67.4%とアップ。酒井教授は「対面だと相手にその場でYES・NOを答えさせることになるが、メールを使うことでワンクッション置ける。そういった気遣いの表れではないか」と分析。

 また、【携帯電話を使うのが楽しい】(中学生85.9%、高校生87.1%)という意識がある反面、【携帯電話で知らない人とやりとりするのは怖い】(中学生71.8%、高校生74.4%)と感じている中高生も7割以上にのぼっており、中高生が自己防衛しつつも携帯電話を利用している点が明らかに。調査企画・分析メンバーの中川一史放送大学教授は中高生が携帯電話を使いこなし、マナーも理解していることについて触れ、「これからは大人が情報モラルや利用法を熟知し、子供に伝えていくべき」と感想を寄せた。

 同調査は2008年9月から11月に、学校を通してアンケート用紙で実施。小学校4年生から高校2年生まで、合計1万267人が回答している。




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