2009年08月25日 12時45分

ムーディ勝山が“ニュージー勝山”に改名宣言!? 「嫌な思い出の方が増えてきたので」

ムーディ勝山 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

ムーディ勝山 (C)ORICON DD inc. 

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 お笑いコンビ・勝山梶の勝山慎司が25日、東京・渋谷で行われたイベント後、報道陣に対しムーディ勝山から“ニュージー勝山”への改名を宣言した。かつてムード歌謡ネタでブレイクした勝山は「(ブレイク後の下落が酷く)嫌な思い出の方が増えてきたので改名します!」と言い放ち、ポップな楽曲に乗せ新ネタを披露。「右から左に受け流さない〜♪」など、これまでのキャラを自虐的に綴った歌詞を披露し、さらに自身が慕う先輩・ケンドーコバヤシを通じて「何とか番組にねじ込んで欲しい……」と、仕事減に苦しむ切実な心境を明かした。

 ニュージーランドの魅力を伝える『ニュージーでつくろう、ニュー・ジブン。』キャンペーンのイベントに、芸人の須藤謙太朗、タレントの原万紀子と共に登場した勝山は「ニュージー勝山です!生まれ変わりました!」と、まるで衆院選に出馬する候補者ばりに猛アピール。そして「今のお笑いは、短い方がいい」と1分半の新ネタを集まった観客に披露し、「手ごたえはバッチリ。すべてをさらけ出します!でも、困ったら一発屋芸人の先輩・HGさんの“セイセイセイ〜”を拝借します」と語った。

 2007年には「寝る間も無かった」ほど多忙な日々を過ごしていた勝山だが、現在は「2ヶ月で営業が4本。30万円払っていた家賃も、今は払えないので10万円まで下げました」。外見は“”公園焼け“”し、半ズボン姿の清々しい格好だが、1日で一番過ごす場所を聞かれると「今は公園ですかね。ハトにエサをやっています。テレビ? “レッドカーペット”や“エンタの神様”は心が痛くなるので観られないですね…」と暗い表情をみせた。

 芸歴9年の勝山の同期には友近、モンスターエンジンらがいるが、目下頼みの綱は「上京後、親しくなった」といい、エロや格闘技ネタを織り交ぜたトークが人気のケンコバだという。「ご飯はもちろん、相談にも乗ってもらっているのですが、1度コバヤシさんが司会する『キャンパスナイトフジ』(フジテレビ系)への出演もねだったんです。でも『まだ早いよ』と一蹴されました。僕、今なら何でも出来るしテレビに出たいんです。何とかなりませんかね…」と若手記者にすらすがる勢い。

 またケンコバが、勝山のスカスカなスケジュールを知った上でメールや電話でいじる事をストレス解消法の1つとしていることを周囲から聞かされたというが「今の立場では何も言えない。とにかく、声をかけてもらえるだけ、ありがたいです」と複雑な心境を明かした。

 最後には芸歴9年の勝山らしく、現在ブレイクしている若手芸人へのアドバイスとして「今だけにならないように。特に、1つの番組だけでキャーキャー言われているキャラ芸人、マジで気をつけた方いいよ」と真剣な眼差しで忠告。渋めのキャラから一転、見ていて明るくなる陽気な笑いを武器にした勝山の“逆襲”がこれから始まるかもしれない。

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