2009年10月20日 19時00分

サントリー、世界初の「青いバラ」を11月3日より発売

サントリーフラワーズが11月3日より発売する青いバラ『SUNTORY blue rose APPLAUSE』  [拡大する]

サントリーフラワーズが11月3日より発売する青いバラ『SUNTORY blue rose APPLAUSE』 

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 サントリーフラワーズは20日、世界で初めて青い色素を花弁にほぼ100%含む“青いバラ”、『SUNTORY blue rose APPLAUSE』を一部地域で11月3日より発売すると発表した。同商品はサントリーHDとオーストラリアのフロリジン社が1990年より共同研究を行い、2004年に開発に成功。その後、農林水産省などの承認と生産・流通・販売体制の整備を行っていた。価格は1本2000〜3000円程度になる見込み。

 バラの品種開発は古くから世界各地で行われており、これまでにも数万種のバラが作り出されている。しかし、「バラには、もともと青色色素“デルフィニジン”がない」(同社)ことから青いバラは“不可能の代名詞”と言われていたが、同社はパンジーの青色遺伝子をバラに導入することで開発に成功した。花言葉は“夢 かなう”で、不可能と言われ続けた青色のバラに挑戦し続けた約20年の歴史にちなみ、「夢をあきらめずに挑戦し続ければ、きっと夢はかなうという想いをこめた」(同社)という。

 販売地域は首都圏、京阪神地区、愛知県で、ゆくゆくは全国で展開する予定。同社は「今後も、さらなる“青”を追求し、青いバラの研究開発を進めていく」としている。

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