クレジットカードの審査基準

  • クレジットカードの審査基準

 クレジットカードは契約の際、入会審査というものが行われます。この審査に通らなければ、カードを所有することはできません。ではこの審査は具体的にどのような基準で行われているのでしょうか。
 ここでは、クレジットカードの具体的な入会審査基準についてご説明させていただきます。
 クレジットカードのシステムだと、それがたとえ短期間であっても少額であっても、現金を貸与することになります。それも何万人・何億人の顧客を相手にしています。契約者が途中で支払いを放棄したり、雲隠れするようなことがあってはなりません。カード会社は顧客に支払い能力があるか、支払いに対する責任感はあるかを注意深くチェックせざるを得ないのです。そこで、入会の際に必要な情報を契約者に記載してもらい、その書類を元に入会の判断を下しているのです。審査基準はカード会社によって若干の差違がありますが、そこまで大きくは違いが出ることはありません。
 まず審査基準としてチェックされるのは年齢です。契約を希望する人が10代であった場合、たとえ就職していたとしても収入は決して多いといえません。学生であれば尚更判定もシビアになります。アルバイトをしていれば審査に通ることもありますが、ご両親の仕送りで一人暮らしをしている+アルバイトもしていないとなると、通る可能性は限りなく低いでしょう。この点を踏まえると、年齢が上がれば上がるほど審査は通りやすいです。ただ、年齢が20代・30代だからといって必ずしも通るわけではありません。勤続年数、職種、企業規模も審査基準になります。正社員として仕事をしていれば通ることは多いですが、職種・年収によっては上限金額が低く定められることもあります。
 カード会社は申込書類に書かれた情報を照会にかけることができます。日本には顧客の銀行・消費者金融・クレジットカード会社の利用状況を共有する専門機関があり、これによって過去に支払いが滞ったり消費者金融で負債を背負った経験があったりすると全てここでわかってしまいます。もし過去に消費者金融などの支払いを踏み倒して強制解約に至った経験がある場合、クレジットカードの審査に多大な影響を及ぼしますのでくれぐれもご注意ください。
 また、複数のクレジットカードに同時に入会申込を送った場合や、ほかのクレジット会社に入会申し込みをして審査に通らなかった場合も記録が残っていますので、無闇に申し込み過ぎないようにしましょう。
 審査基準・判断に関しては、カード会社それぞれで異なります。「この会社では通らなかったけど、同じ条件でほかの会社では通った」なんてことはよくあることです。今置かれている状況を考えるとあまり審査に通る自信がないという方は、審査に通りやすいといわれているカード会社で一度申し込んでみてはいかがでしょうか。
 お金に関して、過去の実績はまずいという方の場合でも、今は更生してちゃんと払える自信がある!という場合はカードを作れる可能性は十分にあります。あらたに作ったカードで優良顧客となれば、過去のことも払拭することができますよ。
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