クレジットカードの引き落としはいつ?残高不足の対処法
引き落としができない場合のペナルティは?
クレジット会社によって変わってはきますが、基本的には一度引き落としができなかったからといって、すぐに利用停止になるということはありません。
まず、残高が足りない場合は、カード会社から、「再度引き落としをする」といった旨の通知が届きますので、その期日までに入金を行えば問題ありません。ただし、最近では、延納するまでの期間はカードを利用することができなくなるケースが多いため、注意が必要です。
また、再度の引き落としにも入金が間に合わなかった場合や、延納に応じなかった場合は、契約しているカード会社から利用停止の通知が届き、そのままカードは使えなくなってしまいます。
カードの引き落としが間に合わなかった場合の遅延損害金について
〈ショッピング〉
請求元金 × 遅延損害金年率 ÷ 365(日) × 支払い期日経過日数 = 遅延損害金
〈キャッシング〉
借入残高 × 遅延損害金実質年率 ÷ 365(日) × 支払い期日後経過日数 = 遅延損害金
ただし、延滞しても遅延損害金が請求されない猶予期間「グレースピリオド」というものが存在し、すぐに支払いをすれば、遅延損害金を支払わなくていい場合もあります。
引き落とし時に残高不足だった時の対処法
〈支払う金銭的余裕がある場合〉
クレジットカードを利用している方は、引き落とし用の口座を別に持っていることが多くあります。その場合、引き落とし用の口座の残高が足りなかったとしても、別の口座から支払うことは可能です。なるべく早く支払うことで遅延損害金を払わなくて済むため、こちらからカード会社に連絡を取り、振込用の口座を教えてもらいましょう。
〈支払う金銭的余裕がない場合〉
こちらもまずはカード会社に連絡をしましょう。いつまでに振り込むことができるのか聞かれますので、給料日などと合わせて、確実に支払える日を答えましょう。その際に延滞金などの説明もされます。また、引き落とし日になって慌てないためにも、事前にチェックする習慣をつけ、支払いが難しいことがわかった時点でカード会社に連絡するようにしましょう。