2009年12月11日 11時40分
東京23区内初 お台場の“アウトレットフロア”オープンに約2000人が行列
「ヴィーナスフォート」アウトレットフロアオープンに約2000人が開店前から列 (C)ORICON DD inc.
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お台場エリアの商業施設「ヴィーナスフォート」(東京都江東区)がリニューアルされ、アウトレットフロアが本日11日にオープン。朝から雨が降り続く同施設周辺には、平日にもかかわらず開店前から約2000人が行列を作った。傘を差して長時間並んでいた来店者は11時のオープンとともに警備員の誘導で店内へ。アウトレットフロア入口で配られたウエルカムドリンクに笑顔を見せる女性たちも多かった。なお、東京都23区内にアウトレット施設が誕生するのは初めてとなる。
アウトレットフロアは同施設の3階に作られており、延べ床面積は2万1114坪。ファッション31店舗、雑貨18店舗の、全49店で構成される。「アンティローザ」、「アンドエー」など若者に人気のカジュアルブランド、「エゴイスト」、「ダズリン」などの“109系ブランド”、「アルマーニ」、「ガリアーノ」といった大人向けの高級ブランドなどのほか、エポック社のドールハウス「シルバニアファミリー」、テーブルウェアの「ウエッジウッド」など玩具、雑貨類も人気ブランドが揃っている点が特徴。
前日の会見で、施設を運営するヴィーナスフォート社は、消費者のアウトレットのイメージがこれまでの「在庫処分の場所」から「いいものが安く買える場所」に変化していることや、店舗側が「プロパー店舗の顧客を増やすためのエントリーライン」と捉え始めている点に触れ、「アウトレットに求められるリゾート感や非日常性を有しながら、都心部に至近という利便性や、周辺にも立寄れる施設」とコメント。関東近郊の消費者のほか、羽田空港の国際空港化で今後増加が予想されるアジアからの観光客の取り込みも狙う。
◆オープニングセレモニーには内田恭子も出席