2010年03月17日 06時00分
日本コカ・コーラ、ソーラーパネル付き自販機の設置開始〜夜間照明の消費電力量をゼロに
日本コカ・コーラが順次導入を開始するソーラーパネル付き自動販売機『ecoる/ソーラー』
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日本コカ・コーラは16日、ソーラー発電自動販売機『ecoる/ソーラー』を今月より順次導入すると発表した。同自動販売機は本体の上部に設置したソーラーパネルで夜間照明の消費電力をまなかえるほか、LED照明を使用した製品ディスプレイ部分が人感センサーになっており、販売時にのみ全点灯する点が特長。1日3.3時間程度の発電で、バッテリーをフル充電できるという。
「夜間稼働時の証明の消費電力を、すべてソーラー発電でカバーし、消費電力ゼロを実現させる」(同社)ために作られた同自販機だが、さらにより高い省エネ性能を実現するため、既存の環境配慮型自販機同様に「ヒートポンプ機能」を搭載。また、ノンフロン冷媒や最新の真空断熱材を使用して省エネ性を高めた。2010年度中に全国1500台規模で設置する。
同社は1962年に瓶商品を扱う日本初の自動販売機を導入しており、昨今でも環境配慮型のほか、災害対応型や電子マネー対応型など、さまざまな自販機を開発・導入している。