2010年04月16日 15時00分
就職活動にツイッター使用率5.6% 〜人事が就職説明会を実況中継で“つぶやく”行いも
就職活動でツイッターを利用している学生にその使用目的を尋ねたところ、「就職活動生のフォロー」が70.8%とダントツ。同じ就職戦線で戦う者同士、さまざまな情報交換が行われているようだ。また、「経営者のフォロー」(34.7%)、「人事/採用担当者のフォロー」(34.7%)と、採用する側の“生の声”収集にも一役かっている様子。「志望企業で働く方をフォローし、その企業でどのように働いているか探る」(山梨県/学生/女性文系)と、入社しなければなかなか見えてこない志望企業の風土を事前にリサーチする学生もいるようだ。
140文字以内で自己表現をするミニブログとして2006年7月にサービスを開始し、日本国内では2009年前後から徐々に注目を集めてきたツイッター。堅調に登録数を伸ばし、先日海外のニュースサイト【WebProNews】において2010 年3月現在の時点で登録数が1億を突破したと発表された。しかし、日本においてはその認知度と比べると活用頻度がそれほど高いとはまだまだいい難いが、今後はコミュニケーションツールに止まらず、動画共有サービスとの併用による多角的な活用やメディア広告など、さまざまな分野でのシェア拡大が期待できるようだ。
【調査概要】
調査対象:2011年4月入社を希望する新卒学生14,764名
有効回答:1,287名(文系男性255名、文系女性483名、理系男性371名、理系女性178名)調査方法:インターネット調査
調査時期:2010年3月25日〜3月31日
調査機関:レジェンダ・コーポレーション株式会社