2010年11月09日 19時40分

2010年トレンド大賞は「3Dビエラ」〜DIME発表

大賞に選ばれたパナソニックの「3Dビエラ」 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

大賞に選ばれたパナソニックの「3Dビエラ」 (C)ORICON DD inc. 

 情報誌『DIME』読者が選ぶ『小学館DIMEトレンド大賞』の発表・贈賞式が9日、都内であり、大賞に世界初の家庭用フルHD3Dテレビ「3Dビエラ」(パナソニック)が選出された。特別賞には今年6月に約7年の長旅を終え地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が、話題の人物賞には“会いにいけるアイドル”をコンセプトに誕生した人気グループ・AKB48とプロデューサーの秋元康、サッカーW杯南アフリカ大会で活躍した長谷部誠選手が選ばれた。

 「3Dビエラ」は今年4月23日に発売。その後他社も追随し家庭用3Dテレビが続々と発売されたほか、3Dムービー、3Dデジカメなども登場。「3D市場を盛り上げた」(同編集部)として大賞を受賞した。「はやぶさ」の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の國中均氏は「科学技術が“トレンド”として表彰されることに驚いた」としながらも、苦難のプロジェクトを多くの人の協力で乗り越えた当時に触れ「はやぶさくんにも血は通っているのではないかと思う瞬間があった」と感慨深げにコメント。

 話題の人物賞を受賞した秋元氏は、AKB48を“高校野球”と表現し、「秋葉原に弱小の野球部ができて、あちこちの落ちこぼれが部員になった。歯を食いしばって夢を追い続けて、地区大会を一つひとつ勝ちあがって…ようやく甲子園で初優勝できたかなと思う」と、AKB48の5年の歩みと2010年の快進撃を振り返った。

 今年で23回目となる同賞は、「AV&IT」「ライフスタイル」「レジャー・エンタテインメント」の3部門から計9アイテムを部門賞として選出。一般消費者からの投票を元に編集部協議のもとに大賞を決定している。各部門賞は以下のとおり。詳細は16日発売の同誌に掲載される。

■AV・IT部門
「3Dビエラ」(パナソニック)
「iPad」(アップルジャパン)
「Xperia SO-01B」(NTTドコモ/ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ)

■ライフスタイル部門
「辛そう辛くない少し辛いラー油」(桃屋)
「音波振動ハブラシ ポケットドルツ」(パナソニック)
「ライスブレッドクッカー『GOPAN』」(三洋電機)

■レジャー・エンタテインメント部門
「ビッグアメリカ」(日本マクドナルド)
「東京スカイツリー」(東武タワースカイツリー)
「CR-Z」(本田技研工業)

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