2008年02月22日 11時00分
人々を癒しの世界へ、“猫カフェ”が人気
本日2月22日は“猫の日”。「ニャン・ニャン・ニャン」という猫の鳴き声の語呂合わせをもじって、猫の日制定委員会が1987年(昭和62年)に定めた日で、この日は各所で猫に関したイベントも行われている。また、最近では猫と触れ合うことができる喫茶店“メイドカフェ”ならぬ“猫カフェ”も登場し、ひそかな人気を呼んでいる。
東京・吉祥寺に店を構える『Cat Cafe きゃりこ』は、猫カフェとしてその名が知られるようになる。このカフェでは、猫たちと一緒に遊んだり、写真を撮ったり、餌をあげる(有料、数量限定)などのサービスも楽しめる。「お店を訪れる人は、男性よりも女性の方が多く、25〜40歳位の方が多いですね。男性は1人でも来ることがありますが、女性はほとんど複数人で来店されます。ただ、常連客は男性の方が多いですね」と語るのは、きゃりこのオーナー 。
驚くことに来店するお客さんの7割は、猫を飼っていないそうだ。飼いたいけど飼えない人、以前飼っていたけど訳あって今は飼っていない、といった人に特に喜ばれていることがわかった。
きゃりこにいるのは、全部で14種類17匹(現在は2匹がお休み中)の猫。名前はオーナーをはじめ、スタッフも交えて決定したとのこと。和名、洋名を交互に、人の名前と被らないようにするのがポイントで、名前を呼ぶと寄ってくる猫は全体のうち3割程度だそう。
最近のブームに伴い来客数は増えているのだろうか? それについてオーナーは「最初は看板を見るなどして、一見さんのお客さんがほとんどでした。最近では固定客もつき、順調に増えていますね。(去年、動画や写真集の発売などで人気を浴びた)“ねこ鍋”の話題性と親和性があり、追い風にもなりました」と話している。
猫たちと共に、気ままな時間を過ごすことができる猫カフェ。動物による癒しブームが騒がれる昨今、新たな癒しスポットとしてますます話題を集めそうだ。
『Cat Cafe きゃりこ』も紹介! てくてくMAP「吉祥寺」(※記事中段に掲載)