2008年10月15日 10時00分

きらびやかな「デコ歩数計」で20〜30代女性層を開拓

11月2日に発売となる『ホスーK』(タニタ)  [拡大する]

11月2日に発売となる『ホスーK』(タニタ) 

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 表面にラインストーンをちりばめたスタイリッシュな歩数計『ホスーK』が、体脂肪計などでお馴染みのタニタより14日(火)に発表された。同商品はクリエイターのいとうせいこう氏がプロデュースしており、“見せて歩く”がコンセプト。デザイン違いで全5モデルが製品化され、11月2日に発売される。 “中高年層の健康管理アイテム”というイメージが強い歩数計だが、同商品は20〜30代の女性がターゲット。近年のウォーキング、エコブームに乗せて同製品をアピールし、新規開拓を目指す。

 いとうせいこう氏が、自らの歩数計をラインストーンでカスタマイズしていたことをヒントに、タニタ、文化放送、文化放送メディアブリッジの3社が共同で企画した同商品。タニタは「(歩数計)需要の70%は50歳以上の中高年層とみられており、市場拡大のためにはこれまで歩数計とは無縁だった若年層の需要開拓が課題となっています」と述べており、アクセサリー感覚で持ち歩ける「見せて歩きたくなるようなデザイン」を意識したという。

 ラインストーンが鮮やかに見えるよう、製品ボディーはブラックとホワイトを選択。カラフルなストーンシールを表面に貼ってデザインしているほか、簡単に着せかえることも可能。本体はカウント精度が通常より高い“3Dセンサー”を搭載しているほか、バッグや首から下げられるよう、ナスカンとネックストラップが付属。見た目の美しさと持ち歩きやすさ、機能性を武器に、同社は年間3万台の販売を見込んでいる。

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