2009年11月10日 10時00分

今年中に観ておきたい“エンタメ・ステージ”、劇団四季をおさえ1位「コルテオ」

■今年中に見たい『エンタメ・ステージ』特集ランキング

 圧倒的なパフォーマンスで瞬時に観客を魅了する“エンタメ・ステージ”の世界。現代劇や音楽劇、サーカスなど、ジャンルはさまざまだが、数あるステージのなかで最も期待度が高い作品とは? ORICON STYLEでは、今年中に『観ておきたいエンタメ・ステージは?』というアンケートを実施したところ、結果はエンタテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の【コルテオ】が1位を獲得。「世界観と技の素晴らしさに興味を持った」(東京都/20代/女性)という意見が多数。2位、3位に着けた「劇団四季」の名作をおさえ、見事トップに躍り出た。

 カナダ出身のサーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の『コルテオ』は、イタリア語で“行列”を意味する言葉。現在、東京・原宿にて凱旋公演中の同公演は、1984年の結成以来、初めてセリフを取り入れた演目であり、祝祭のパレードで、独りのクラウン(道化師)を中心に繰り広げられる悲喜こもごもなドラマも見どころの1つ。「世界中を周っているショーなので、2度と観られないかもしれないから」(神奈川県/20代/女性)というコメント通り、同劇団は1989年にアメリカで『エミー賞』を受賞して以来、世界各国で数々のエンタテインメント賞を獲得している。

 そして2位、3位には、日本を代表する劇団「劇団四季」から2作続けてランクイン。まず2位には、1998年の東京公演開始から11年にわたりロングラン公演を続け、現在までに世界11ヶ国で上演されている名作【ライオンキング】。3位には、同劇団の代表作の1つ【キャッツ】が登場。こちらも1983年の初演から20年以上続くロングラン公演で、公演回数7000回以上にものぼる。2作品にはいずれも「迫力があって最高だったから!」(埼玉県/20代/男性)、「何度観ても新鮮な感動が味わえる」(埼玉県/40代/女性)と、リピーターからの熱い声が届いた。

 そのほか、4位には2007年に日本に初上陸した【ブルーマングループ IN 東京】も登場。「独特のパフォーマンスは一見の価値あり」(東京都/40代/男性)と、文字通り“異色”の青い3人組が展開する世界観が支持されている。また、アクロバティックなステージやミュージカルだけではなく、9位には映画【パッチギ!】の舞台版も挙がっている。「舞台で井筒監督がどんな演出をするのか注目している」(東京都/20代/男性)と、映画と同じく井筒和幸監督が総合演出を務める、東京・新国立劇場での12月の初演に期待が寄せられた。

【調査概要】
調査期間:10月19日(月)〜10月21日(水)
調査対象:合計900人(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代、30代、40代の男女、各150人)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査

>>■今年中に観ておきたい!エンタメ・ステージ特集



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