引越し費用を安く抑えるためのポイント

  • 引越し費用を安く抑えるためのポイント

 引越しでは、思いがけずいろいろな場面で出費が重なります。使っていた家電の処分やするにしてもおカネがかかりますし、新居用に新しい家電や家具を買うにもおカネがかかります。引越し先では部屋の敷金や礼金なども必要です。そうなると、出費を抑えられるところは抑えたいですね。どうすれば、引越し費用を安く抑えることができるのでしょうか。そのポイントについて解説していきます。

安く抑えるには「時期」と「タイミング」

 引越し費用を安く抑えたいのであれば、まずは時期とタイミングを考えるのが一番です。当然ですが、繁忙期とオフシーズンであれば、引越し料金は変わってきます。当たり前ですが、引越しする人が多い繁忙期には料金が高くなります。逆に引っ越す人があまりいないオフシーズンになれば逆に料金設定は下がります。

●繁忙期
3月、4月、8月、9月

●オフシーズン
1月、5月、6月、7月、11月、12月

 引越し費用には定価というものが存在しないので、大体の相場で比較することしかできませんが、それでも繁忙期とオフシーズンでは1万〜1万5千円ほど違いがあります。オフシーズンの中でも月初から月中にかけては、引っ越す人があまりいないため、さらに料金が安くなる傾向にあります。

引越し業者との交渉術

 オフシーズンのほうが安いといっても繁忙期に引っ越さなければならない時もあります。また、自分の思い通りの時期に引っ越せることのほうが難しい場合もあるでしょう。そういった繁忙期に引っ越す場合でも、引越し業者に値段交渉をすることで料金を引き下げてもらえる可能性があります。

 まず交渉の前段階として、複数の引越し業者に見積もりの依頼をしましょう。特に値段が安いことをうたい文句にしている業者に安い価格の見積もりを出してもらえれば、のちのち交渉する際に有効な「カード」になります。

 この見積もりを比較することが一番効果的な交渉方法となります。他社ではこれだけ安く見積もっている、と伝えることで、ある程度は料金を下げてくれる業者は少なくありません。

 ただし、一方的な交渉はダメです。値段を安くしてほしいとお願いをするわけなので、こちらも誠意は示しましょう。例えば、繁忙期の中でも特に忙しい土日や、月末などに引越しをするのに値段を下げてくれなどという無理をいえば、引越し業者に対して悪い印象を与えてしまいます。

 仮に繁忙期に値段交渉をする場合は、その中でも比較的値段を下げやすい月初〜月中、平日などにできるだけ引越しをするようにしましょう。また安く済ませたいからといって値段だけで引越し業者を決めることは避けましょう。結果的に荷物の破損や紛失などのトラブルが起きて、そのことで余分に料金がかかってしまったら本末転倒になってしまいます。

 あくまでも、サポートや事前の説明が丁寧で信頼できると思える引越し業者を探すことが大切です。そこから値段の交渉をし、可能なかぎり抑えた額で引越しができれば、お互いが満足のいく引越しとなります。
引越し費用を安く抑えるポイント!
・費用を抑えたい場合はオフシーズンに引越しをする【オフシーズン:1月、5月、6月、7月、11月、12月】
・複数の引越し業者に見積もりの依頼をする
・月初〜月中、平日などにできるだけ引越しをする
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