芥川賞・直木賞、選考委員追加へ〜島田雅彦氏、伊集院静氏・桐野夏生氏を選出

 日本文学振興会は12日、芥川賞の選考委員に島田雅彦氏、直木賞の選考委員に伊集院静氏、桐野夏生氏が新たに加わると発表した。3名は次回の第144回芥川賞・直木賞選考会(2011年1月17日開催)より選考会に参加することになる。

 第142回の直木賞選考会は10名で行われていたが、委員の1人である五木寛之氏が受賞作の論評ミスを理由に、平岩弓枝氏が「後進の方にバトンタッチしたい」という意向により今年3月に退任を発表。また、4月に井上ひさし氏が死去したため、7月15日に開催された第143回直木賞選考会時には7名となっていた。

 なお、今回の発表により、芥川賞選考委員は池澤夏樹氏、石原慎太郎氏、小川洋子氏、川上弘美氏、黒井千次氏、高樹のぶ子氏、宮本輝氏、村上龍氏、山田詠美氏、島田雅彦氏の10名。直木賞選考委員は浅田次郎氏、阿刀田高氏、北方謙三氏、林真理子氏、宮城谷昌光氏、宮部みゆき氏、渡辺淳一氏、伊集院静氏、桐野夏生氏の9名となる。

 新選考委員略歴は以下の通り。

 ■島田雅彦氏
 1983年に発表されたデビュー作『優しいサヨクのための嬉遊曲』のほか、1987年まで6度同賞の候補に。小説や戯曲、オペラを手掛けているほか“詩のボクシング”などの活動も行い、2007年には芸術選奨芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞した。また俳優としても活躍しており、この夏より順次公開中の『日本のいちばん長い夏』(監督:倉内均)にも出演している。

 ■伊集院静氏
 1981年『皐月』で文壇デビュー。1992年、『受け月』で第107回直木賞を受賞した。映画化された『乳房』、『機関車先生』のほか、テレビドラマ化された作品も多数。また、テレビ・CM出演のほか、別名義での作詞家活動も行っている。

 ■桐野夏生氏
 1993年『顔に降りかかる雨』で第39回江戸川乱歩賞を受賞。1998年に日本推理作家協会賞を受賞した『OUT』は2004年、アメリカ探偵作家クラブが主催するミステリー賞「エドガー賞」の候補にもなった。前述の『OUT』のほか、『柔らかな頬』、『魂萌え!』、 『東京島』など映像化された作品も多い。

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