2009年11月06日 16時25分

2009年グッドデザイン大賞は北海道の『岩見沢複合駅舎』が受賞

2009年度グッドデザイン大賞を受賞した、駅舎および複合施設『岩見沢複合駅舎』(ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局)  [拡大する]

2009年度グッドデザイン大賞を受賞した、駅舎および複合施設『岩見沢複合駅舎』(ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局) 

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 優れたデザインに贈られる2009年度『グッドデザイン大賞』の選出・表彰式が6日に都内で行われ、北海道・岩見沢市のJR岩見沢駅の駅舎および複合施設『岩見沢複合駅舎』(ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局)が選出された。選考会では大賞ノミネート企業15社がプレゼンテーションを行い、審査員らが第1回投票を実施。その後上位5位の候補作を対象に行われた2回目投票では、2位につけたTOTOの公共トイレを108票上回っての受賞となった。

 1回目投票で得票数が多かったのは、大賞受賞デザインのほか、公共トイレ『レストルーム アイテム01』(TOTO)、ミニノート型パソコン『N310』(サムスン電子)、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ『〈ブラビア〉 ZX1シリーズ』(ソニー)、『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』(GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト実行委員会)。2回目投票では、全911票のうち600以上が公共トイレと岩見沢複合駅舎に入るという展開になった。

 また、表彰式では大賞・金賞のほか、長年愛されているデザインを表彰する「ロングライフデザイン賞」、地球環境問題を考慮したデザインに贈る「サステナブルデザイン賞」など、特別賞の授賞式も行われた。

 1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創立された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を母体とする同賞。今年度は応募デザインを「身体領域」、「生活領域」、「仕事領域」、「社会領域」、「ネットワーク領域」にカテゴライズして審査を実施。10月1日には『グッドデザイン賞』1034件、大賞ノミネートデザインの『グッドデザイン金賞』15件などを選出していた。



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