2010年03月29日 17時30分
「手話という言語知って」 今井絵理子、NHK『みんなの手話』6代目司会に意気込み
SPEEDの今井絵理子 (C)ORICON DD inc.
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4人組女性グループ・SPEEDの今井絵理子が4月からNHK番組『みんなの手話』の6代目司会を務めることになり29日、東京・渋谷の同局内で行われた会見に出席した。聴覚障害の息子を持つ今井は「(同番組を)息子が生まれてから見ていて、この番組を通して手話を覚えたりしていたので、出演できて嬉しい限り。たくさんの人に手話という言語を知ってもらいたい」と「お願いします」という手話を交えながら意気込みを語った。
同番組は、日本で唯一の手話番組として1990年より放送開始。過去に女優の加藤夏希や落語家の林家正蔵ら手話初心者を“生徒”役として招き展開してきた。すでにある程度手話を習得している今井を起用することで、今回は初級者向けにはもちろん、中級者向けのレベルにも対応できる企画を今井の体験談を交えながら進めていく。
手話を伝えるプレゼンターとして、今井は「大切にしていることは表情。手先を奇麗に使って見やすい手話をしていきたい」と意気込みたっぷり。また5歳の我が子が「最近SPEEDのDVDを見るのにハマッてるんです。『これ、ママ、ライブで歌っている。嬉しいし、楽しい』って手話しながら見入っています」と、手話でその時のやりとりを再現してみせ、母親の顔ものぞかせていた。
今井は聴覚障害児向けの学習塾を経営している早瀬憲太郎氏と共に番組を進行する。『みんなの手話』はNHK教育テレビにて4月4日(日)より毎週日曜後7時より放送。