2012年05月15日 10時06分

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース> “つまずき”と“枕”の深い関係

 身近な病気や生活習慣を取り上げ、健康づくりに役立つ情報を提供している朝日放送制作の『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)。ORICON STYLEは今回から番組とコラボレーション。気になる症状や改善ポイントを“おさらい”していく。

加齢とともに固くなった椎間板は脊髄管を圧迫。“つまずき”を引き起こす原因に…

加齢とともに固くなった椎間板は脊髄管を圧迫。“つまずき”を引き起こす原因に…

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 コラボ初回となる今回のテーマは“つまずき”と“枕”の関係。歩いている時や、ちょっとした段差がある時思わずつまずいてしまった経験は誰にでもあるはず。これまでその原因は「加齢による筋力の低下」とされていたが、研究の結果、首の骨のズレも要因にあることがわかった。そして、骨がズレる要因のひとつに、毎日使う寝具の定番アイテムである“枕の高さ”が関係しているという。

◆加齢とともに訪れる椎間板の劣化 無理な姿勢を続けると脊髄の圧迫も…

 そもそも首には脊髄が入った脊柱管というパイプが通っている。その横には交互に重なって構成される7つの骨と軟骨の椎間板があり、頭部を支え、首のしなやかな動きを可能にしている。ところが、水分を多く含んだ椎間板は加齢で水分量が減少。椎間板が硬くなると首の骨がズレやすくなり、脊柱管が骨と骨の間に挟まって脊髄が圧迫されてしまうこともある。

 脊髄の圧迫は本来首を元の位置に戻すことで解消されるものだが、無理な姿勢を繰り返し行ったり、毎晩使う枕の高さが合わず首に負担を強いているとズレた骨が脊髄を圧迫し続け脊髄自体も劣化。足がもつれてつまずきやすくなったり、手がしびれ食事や着替えなどの動作に支障をきたす「頚部脊髄症(けいぶせきずいしょう)」を発症する可能性があるという。

◆首への負担を最小限に食い止める! 毎晩使う枕は重要なポイント

 16号整形外科の山田朱織院長も「大事なのは自分に合った枕の高さを見つける事。そうすれば、首への負担が減ると考えられます」とアドバイス。“自分に合った枕の高さ”がわからない人も多いと思うが、枕の理想の高さは、顔から足までが布団と平行になる高さ。そしてそれは、「玄関マット」と「タオルケット」で簡単に見つけられるという。

 まず、3つの蛇腹折りにした玄関マットとタオルケットを用意。玄関マットの上にタオルケットを乗せ、両手を胸の前でクロスさせ、膝を曲げながら横向きに寝てみよう。顔から足までが布団と並行になるよう高さを調整し、無理なく寝返りが打てる状態になったらそれが“自分にあった高さ”だ。

 枕はおよそ人生の3分の1を預ける場所。自分にあった理想の枕で首の負担を軽減させ、病気発症を防ごう。

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