<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>太っていなくても危険? 筋肉に溜まる“第三の脂肪”

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なぜ溜まる? “第三の脂肪”とは

 今回の朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEがコラボしてお送りする“おさらいニュース”。今回のテーマは第三の脂肪。皮下脂肪でも内臓脂肪でもないこの脂肪は、どんな人も溜まる可能性がある。また、痩せている人だからといって安心できず、知らないうちに蓄積して糖尿病などの病を招く恐れも…。知っておきたい知識や対策を紹介していく。

■第三の脂肪が溜まる場所とその理由

 第三の脂肪は、筋肉に溜まっていく。人間は食事をすると胃と小腸で消化・吸収を行う。そこで脂肪は、筋肉を動かす「燃料」として筋肉にも運ばれるのだが、運動せずにいると、筋肉に蓄えられた脂肪が消費されないまま溜まり、やがて第三の脂肪として蓄積するのだ。

 また、脂肪分の摂り過ぎも要因のひとつ。第三の脂肪は少量だけならば問題はないが、ちょっとした悪い生活習慣で簡単に増加する。すると、筋肉や肝臓の機能が低下し、血糖値が上昇。その結果、糖尿病などを引き起こす可能性を高めてしまう。

■活動量を上げて“溜めない身体”に

 これまで、血糖値が上昇させる大きな要因は内臓脂肪だと考えられていた。しかし、研究が進んだことで、この第三の脂肪が一因となっている可能性も高まりつつあり、「いかに溜めないようにするか」が重要になってくる。

 順天堂大学大学院代謝内分泌内科学の田村好史先生は「現在、第三の脂肪がどれだけ溜まっているのかを簡単に測る方法はないが、溜まらないようにする目安のひとつは“普段の活動量”」とアドバイス。つまり、1日にどれほどカロリーを消費すれば溜まらないのか、自分で把握することが大切なのだ。ちなみに体重によって各々が消費すべきカロリーが大きく異なる。自分が1日に消費すべき理想的な消費カロリーの目安は『体重(kg)×5.25』で算出できるので覚えておこう。

■こまめにカロリーを消費する“日常エクササイズ”

 消費カロリーが分かっても、日常生活にエクササイズや運動を取り入れるのはなかなか難しい。そこで、ちょっとした心がけで行える手軽な方法を紹介する。

 まず、今までより10〜20cm歩幅を広げるよう意識してみること。胸を張って正面を見て歩くことでも手が大きく振られて自然と歩幅も広くなり、人によっては10~20ほど消費カロリーが多くなる可能性も。

 また、筋肉をいつも以上に使うためにも、家事などで下にある物を取るときは、膝を十分に曲げてスクワットの動きを取り入れる、携帯電話を少し離れた場所に置き、着信があったら取りに行くなど、日常生活にちょっとした動きをプラス。時間がある時は、普段より2000歩ほど多く歩くことも効果的だとか。

 運動すると、まず第三の脂肪が、その後内臓脂肪や皮下脂肪が消費される。身体を余分に動かし、筋肉に溜まった第三の脂肪を減らすよう心がけてみよう。

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