格安航空券は当日でも買える?格安航空券の購入方法
電車やバスであれば、このような駆け込み乗車は頻繁にありますが、さすがに飛行機となると、ここまで慌ただしい乗客はめったにいないようです。ほとんどの人は時間に余裕を持って行動しますし、チケットにしても「遅くとも数日前までには用意しておく」というのが大多数でしょう。
ですが、急な用事で飛行機の手配をしなくてはならない、というケースもあるでしょう。地方の支社、あるいは海外の支社でトラブルがあって、大至急現地に飛ばなくてはならない。妻の出産が予定日より早まりそうなので、単身赴任先から今すぐにでも帰りたい。急な休みが取れたので、海外旅行に行きたい…。理由はさまざまですが「今すぐ飛行機の手配をしたい」というケースは、意外と多いかもしれません。
このような場合でも、ネット経由で搭乗券を購入することができます。もちろん、空席があればですが、国際線でも出発時刻の2時間前までなら購入が可能です。そして、一般の搭乗券よりも遥かに割安な格安航空券も、一般航空券と同じように当日購入ができるのです。
ネット上には、格安航空券を販売するサイトが数多くあります。これらのサイトはそれぞれに特色があり、割引率や購入可能な受付時間などが少しずつ違います。
例えば、割引率の大きな格安料金を売りにしているところもありますし、搭乗時間ギリギリでも購入できる、受付時間の幅広さを強みにしているところもあります。受付時間でいえば、国際線で出発時刻の2時間前、国内線ならば90分前までOKというところもありますから、「一番早い便に乗りたい!」という場合には頼もしい存在です。
もちろん、すべてスマホとクレジットカードで手続きができますから、余計な手間や時間はかかりません。スピーディーに手配でき、お得に乗れるというわけです。
・株主優待券を利用する
各航空会社が、自社の株主向けに用意している株主優待券。一般的に通常料金の半額で、しかも空席があれば当日でも搭乗できます。市場に出回っている株主優待券の数には限りがあり、トップシーズンは売り切れになることが多いのですが、「半額・当日購入可」というのは大きな魅力です。もちろん、金券ショップなどに在庫があれば、当日に株主優待券を購入して使うことも可能です。
・変動型運賃のLCCを狙う
LCCは「変動運賃制度」を採り入れています。これは、需要と供給のバランスを価格に反映させたもので、人気の高い便よりも、空席の多い人気の低い便のほうが安く乗れるというわけです。搭乗当日にチケットを買う場合でも、人気の有無によって料金が違ってきますので、「今日中に出発できればいい」という場合には、人気が低く料金の安い便を探してみることをおすすめします。
これらのチケットは、格安航空券専門の販売サイトなどで検索・購入できます。チケットの予約・購入を済ませてしまえば、あとは特別な手続きはいりません。ごく普通に空港でチェックインし、飛行機に乗り込むだけです。
・早めの購入で大幅割引
各航空会社が行っている早期割引では、出発日の10週間前あたりを境に、料金を大幅に割引きしてくれます。株主優待価格よりもさらに安くなりますから、すでに予定が決まっていて、変更することがないのであれば、早く買ったほうが得策です。
・LCCは3週間前までに予約・購入を
各航空会社の「早割」の時期を過ぎてしまっても、LCCでは安い航空券を購入できます。ですが、LCCの航空券は、出発日の3週間前あたりを境に料金が上がっていきます。時期にもよりますが、LCCであっても早めの購入が航空運賃を安く上げるコツです。
・セール時期を狙って買う
バーゲンセールというと少々聞こえが悪いのですが、LCCは季節ごと、あるいは新規路線の就航記念などに割引セールを実施します。人気の高いチケットは売り切れるのも早いですが、「取れたらラッキー」程度に狙ってみるのもいいでしょう。こうしたセール情報はメルマガなどで配信されますから、日頃からチェックしておきましょう。
このように、たとえ出発当日でも航空券を安く買う方法はありますし、それを専門に扱うWebサイトは多数あります。日頃から出張の多い人、旅行好きな人はぜひチェックしておきましょう。いざというとき、あなたの強い味方になってくれるかもしれません。