2013年05月07日 10時00分

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>長時間のトイレ滞在はお尻にダメージ?

 連休も終わり、久々のデスクワークで座りっぱなし。お尻が痛くなってしまった人も多いのでは? 今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とのコラボ企画“おさらいニュース”では、『痔』に関する県民性をリサーチ。全国で最も「痔」の患者が少ない県、そして最も多い県との違いに迫る。

お尻のトラブルを遠ざけるため、トイレの滞在時間は短めに!

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 厚生労働省の調査を元にしたデータによると、全国47都道府県のなかで、最も痔の患者が少なかったのは「静岡県」で、一方最も患者が多かったのは「宮城県」だった。そこで、痔の治療・研究の第一人者である辻順行先生(熊本県高野病院 副院長 大腸肛門科)に、静岡県に痔を患う人が少ない理由を尋ねると、辻先生は2つのポイントを挙げた。

■毎日の『トイレの過ごし方』

 例えば、トイレで長時間いきみ続けると、肛門周辺に圧力がかかりうっ血し、痔ができる要因になる。また、いきまずに座り続けるだけでも肛門には悪影響。血行が悪くなり、痔になりやすくなるという。

 そこで、宮城と静岡県民のトイレの過ごし方を街頭調査。「トイレで過ごす時間」を両県100名づつに聞いたところ、宮城県民の平均時間はおよそ8分。対して静岡県民の平均時間はなんと3分だった。辻先生によると、排便時間が短いとうっ血する時間が短くなるため痔になりにくいのだという。静岡県民に痔が少ないポイントのひとつは「短時間でトイレを済ませる」ことにあるようだ。

■痔を遠ざける『質のいい便』

 2つ目のポイントとして、痔にならないためには硬すぎず、柔らかすぎない「質のいい便」が大切だという。便秘による硬すぎる便や下痢の激しい便の出方は肛門を傷つけ、痔ができやすくなってしまう。そこで実際に便の質をチェックするため、臭気検査や検便検査をしたところ、宮城県民に比べ、明らかに静岡県民の方が「質のいい便」だった。便の質がいいと毎朝のトイレもスムーズ、かつ所要時間も短くて済む。肛門にかかる負担も少なく、痔が少ないと考えられる。

 辻先生によると、便の質を良くする最大の要因は「食物繊維」だという。食物繊維が豊富な野菜などを食べると便のかさが増し、快便につながる。現代人の野菜不足が指摘されて久しいが、日々の食生活のなかで、少しでも食物繊維の摂取を心がけることで、快便そしてお尻のケアにつながるといえそうだ。

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