2011年10月14日 09時01分
『iPhone 4S』販売開始 KDDI・ソフトバンク両店に行列
KDDIデザイニングスタジオ(東京・原宿)前で『iPhone 4S』発売を待つ行列(午前7時45分撮影) (C)ORICON DD inc.
米アップルのスマートフォン『iPhone 4S』が14日、午前8時から販売された。iPhoneを初めて販売するKDDIは、同日午前7時45分より原宿・KDDIデザイニングスタジオにて記念セレモニーを開催。早朝にもかかわらず行列を作ったauユーザーとともに、記念すべき“au iPhone”の発売を祝った。なお、同店から徒歩約5分の場所にあるソフトバンクショップ表参道店でも同時刻に発売記念セレモニーを実施し孫正義社長も登場。ソフトバンクの店舗前にも長蛇の列ができた。
KDDIの店舗ではKDDIの田中孝司社長がセレモニーに登場し「ようやくauからiPhoneをだせることができた。素晴らしい端末であり、自信のあるネットワークなので是非使いやすさを感じてほしい。これがauのスタートポイントでもあるので、これから色々学んでいきたい」とコメント。同店で最初に『iPhone 4S』の契約を済ませた東京練馬区在住の女性は「電波(状況)がいいと聞いたので」ソフトバンクからKDDIにキャリア変更したという“乗り換え組”で、「まだみんな持っていないと思うので、超うれしいです」と満面の笑みを浮かべた。
『iPhone 4S』はiPad2と同じCPU「デュアルコアA5プロセッサ」を搭載したモデル。グラフィックス描画性能は7倍向上し、カメラ機能は8メガピクセルのセンサーを搭載する。音声認識機能は英語、仏語、独語に対応。同商品発表の翌日に米アップル社の創設者であるスティーブ・ジョブズ氏が死去しており、“ジョブズの遺作”として話題になり、米国では予約販売が1日で100万件を突破するなど注目を集めていた。