2011年12月03日 10時00分
車が勝手につぶやく「足が痛い。空気圧低いよ…」
自動車の運転状況による“つぶやき”機能が参考展示された。
東京・ビッグサイトで未来を感じる車の祭典『第42回東京モーターショー2011』が2日、開幕した。「世界はクルマで変えられる。」が今回のテーマだが“車がつぶやく”という同テーマに相応しい機能が、同会場のITS Japanブースにて参考展示された。車は「今日の走りは燃費いいよ。ガソリン代節約」「足が痛い。空気圧低いよ」、「その運転、燃費悪いよ」とドライバーに対してつぶやいてくれる。
同機能は車のGPS、回転数、燃料消費量、車速、ブレーキ操作、ワイパー情報と連動して運転状況を教えてくれるもので、twitterのアカウントを利用してつぶやきを見ることができる。つぶやかれたデータはサーバに蓄積され、その内容を分析することで時間帯別の道路状況、危険ポイントなどの情報を取得。提供元のトランソニックシステムズは、それらの情報を今後社会のために役立てていくという。
現在のところ実用化の予定は未定というが、車と話をしながらドライブする日もそう遠くないかもしれない。