2012年01月30日 12時28分
『きゅうりのキューちゃん』、誕生50周年で初の“新味”
ブランド誕生50年で初の“新味”となる『きゅうりのキューちゃん かつおだし風味』
漬物のロングセラーブランド『きゅうりのキューちゃん』に新フレーバーが登場する。東海漬物は30日、『きゅうりのキューちゃん かつおだし風味』(税込140円)を3月より発売すると発表。同ブランドからはこれまでオリジナル商品のほか、小分けパック商品が発売されていたが、新しい味を投入するのはブランド誕生50年で初となる。
50周年を機に「新たな価値提案をするため」発売された新商品は、本醸造醤油にダシを利かせた鰹節エキスを加えたもの。同ブランドならではの食感や奥ゆきのある風味はそのままに、かつお節の香りとダシの風味でこれまでとは違う味覚を表現した。オリジナル商品も50周年を機にパッケージをリニューアル。商品キャラクター“キューちゃん”を大きく配し、ブランド訴求を行っている。
『きゅうりのキューちゃん』は1962年に初めて発売。同商品を白いごはんに乗せるだけでおいしい食事になる手軽さや個包装パッケージを取り入れたことに加え、発売翌年より放送された故・坂本九さん起用のCMなどにより一躍ヒット商品となり、1977年には発売10億袋を突破した。
消費者の嗜好や時代の流れに合わせて商品の改良は定期的に行っており、発売当初は10%以上あった塩分は現在約4%に。1998年には保存料・合成着色料不使用としたほか、2007年には土佐一しょうがと沖縄産ゴーヤを加えるなどしている。