巨匠オリバー・ストーン監督が来日「日本は豊かな国に見えます」

約4年ぶりに来日した米国の巨匠オリバー・ストーン監督 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

約4年ぶりに来日した米国の巨匠オリバー・ストーン監督 (C)ORICON DD inc. 

 『プラトーン』(1986年)、『7月4日に生まれて』(1989年)の2作品で米アカデミー監督賞を2度受賞しているオリバー・ストーン監督が、新作『ウォール・ストリート』(来年2月4日公開)のプロモーションのために来日し、29日に都内で会見を開いた。

 同作は世界の金融マーケットの中心地ニューヨークを舞台に、非情なマネー・ゲームの行方を描いた『ウォール街』(1987年)の続編。2006年『ワールドトレードセンター』のプロモーション以来、4年ぶりの来日に、「昔来た時より新しい建物ができていたり、今日はお天気が良かったので、窓から見える景色が本当にキレイです。アメリカでは日本の経済が厳しいと言われていますが、そうは見えません。豊かな国に見えます」と話した。

 前作『ウォール街』から23年ぶりに続編を撮った理由について、「前作は1980年代で、金融業界では自由市場と言われ、金融緩和が始まりました。そして、2008年にリーマンショックで終わりました。なので、このタイミングにと思いました。この『ウォール街』と『ウォール・ストリート』の2つの作品は、本棚の初めと終わりという感じ。前作ではチャーリー・シーン演じる出世願望の強い若手証券マンのモラル、彼がどのように成長していくかを描いた。そして、今作は冷酷かつ貪欲な投資銀行家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)が年を取り、人間としてのモラルを考えていく映画になっています」と説明した。

 同作の脚本・監督するために徹底したリサーチを重ね、「当時、銀行は巨大な資本を持っていて、100年間で新しい市場を作ったことが問題になり、社会に還元しなかったことがさらに問題になりました。自分はそれを発見し、忘れないで作品に入れていきたいと思った。また、銀行が罪悪感持たず、国が救うか救わないか決めてしまったところが驚きで、そのシーン作品に入れました。それは初の試みだと思います」と、社会批判精神の健在ぶりをアピール。「満足して、誇りに思う作品になりました」と語っていた。

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