カードローン、ビジネスシーンで役立つ利用法 個人事業立ち上げにも便利!
個人事業主として事業を起こすときに大きなハードルとなるのが、資金面の問題。または、起業後の資金繰りが挙げられます。今回は起業のための資金や赤字の穴埋めのためなど、ビジネスシーンにおいて役立つカードローン利用法をご紹介します。
開業資金を借りる場合
・オフィス(店舗)を借りるための敷金・礼金や火災保険料などの初期費用
・備品や設備の購入費
・打ち合わせのための交通費/交際費
・書籍などの資料費
・備品や設備の購入費
・打ち合わせのための交通費/交際費
・書籍などの資料費
カードローンの使用用途は、一般的に自由で制限を設けられていないのが特徴。だが、注意したいのが「事業目的はNG」としている会社がほとんどということ。主な理由として、景気の影響を受けやすく、収入が変動しやすいためで、倒産してしまうというケースが考えられるからです。ただし、まったく融資を受けられないというわけではない。そういった場合には、それぞれでフリーローンのほかに、事業ローンやビジネスローンを用意していることが多い。こちらのほうが限度額も高めに設定されており、使いやすいといえるでしょう。
銀行で借入を行う場合
また、事業者向けのローンは申し込みの際に「事業計画」「収支計画」「資金計画」などの書類が必要です。そうした書類を用意したうえで審査があるため、即日融資ができないケースがほとんど。事業向けのローンは、一般的に審査基準が厳しく設定されていたり、審査にとても時間がかかることが多く、書類を揃えて申し込んでも思い通りに融資が受けられない場合もありえます。
ただし、「個人事業主だから融資を受けられない」ということではないため、事業計画がしっかりしており、書類がきちんと揃えられれば融資を受けられる可能性もあります。また、ビジネスローンは総量規制の例外として比較的高い金額でも借りることができますが、必要以上に多く申請しすぎると個人事業規模ではかえって審査に通りにくくなってしまうため、この点も注意が必要です。
目的別カードローンは個人事業主の強い味方!?
また、カードローンのなかには“個人事業主専用”のものもあります。当然ながら事業資金を融資することを目的としているため、プライベートな用途では使用できません。ただし、事業資金と個人的な目的が併用して利用できる便利なカードもいくつか存在します。
ここで重要なのは、目的別カードローンを利用する場合も、そのほかのローン同様にきちんと利用の範囲を守らなければなりません。個人事業主だからといって「融資が受けられない」ということは今やほとんどなく、重視されるのは属性ではなく安定性と信頼です。きちんとこの金額を返せるか、または借りた金額をプライベートの補填に使うのか、事業に使うのかを慎重に考えてから申し込みを行いましょう。