2015年01月27日 09時30分

【財テクナビ】要注意かも!? FXに向かない3つのタイプ

利益を得るなら…少額をコツコツ or 大きく儲けたい? FX取引との相性をチェック (C)oricon ME inc. [拡大する]

利益を得るなら…少額をコツコツ or 大きく儲けたい? FX取引との相性をチェック (C)oricon ME inc.

 少額の資金で始められるFX取引(外国為替証拠金取引)は、ここ数年で急速に注目を集めている財テク術の1つ。しかし、順調に資産を増やす人がいる一方で、“FXで大損をした…”という体験談を耳にすることもあるだろう。FXには向かない人とは、どのようなタイプなのか? 

■タイプ1:勝負は直感がすべて! 経験は乏しくとも勘には自信あり

 初心者が、一度も失敗せずに利益を出し続けられるなんていうことはまずない。うまくいっているように見える人でも必ず失敗を経験し、そこから学んだことを次の取引に生かしながら、少しずつ成功を積み重ねている。逆をいえば、経験も浅く、無根拠な直感頼みの大勝負は、そもそものNG行為といえる。

 明らかなシグナルが出ているのに、「今回はなんだかいつもと違う、もう少し様子を見てみよう」など、ヤマ勘を優先してしまうようなことは大きな損失に繋がりやすい。

■タイプ2:自分だけの“マイルール”は、臨機応変に変更する

 それぞれのトレーダーは、た経験から導き出した自分なりの「取引ルール」、「勝ちパターン」というものを持っている。ゲン担ぎのようなものから、過去の経験値の積み重ねによるオリジナルの“約束ごと”だが、重要なのは、このルールを作り上げることよりも、徹底してこのルールを守れるかどうか。

 もちろん、多少の柔軟性は必要かもしれないが、「局面に応じてコロコロとルールを変えてしまうような人はFXに向いていない」と、投資経験者は口をそろえる。「自分で作ったルールを自分で破るような人は成功できない」という、先人の言葉を肝に銘じておこう。

■タイプ3:利益を得るなら…少額をコツコツ or 大きく儲けたい?

 少額の資金でのスタートが可能で、かつレバレッジで大きく利益を生み出せるのがFX。レバレッジを最大限にかけて、ハイリスク・ハイリターンな取引ができるのは最大の魅力だが、これこそが、最大のデメリットとなるケースもある。

 巷では、「1億円を稼ぐFX投資術」、「億を稼いだ主婦が教える…」のような、扇情的なタイトルが躍る財テク本も登場し、FXは大儲けできるとの誤解を招きかねない情報が蔓延している。このような言葉に誘われてFXに興味をもった人は、無理な取引を続けるタイプが多く、特に注意が必要だ。一つ一つの利益は小さくても、コツコツと成功を重ねていく人と比べると、数年後の利益に大きな差がでてくると言えるだろう。

 ちなみに、FXでは、取引の含み損が大きくなったときに大損失を回避するため、強制的に決済を行う「ロスカット」という仕組みがある。マージンコール(証拠金が不足しそうだという通知)が発生したときに、証拠金を追加できればロスカットを回避できるが、資金に余裕がなければ、それもできない。

 投資とは、あくまでも資金に余裕があるときに行うもので、生活のすべてを掛けるような、精神をすり減らしていく取引は避けたいもの。取引の局面で見えてくる“向かない性格”を知ったうえで、ゆとりを持った財テクを楽しもう。

制作協力/株式会社マイト

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