2016年07月29日 07時40分
明治安田生命が全国支社に人型ロボットを配置、顧客との接点・交流を強化
明治安田生命は人型ロボット「Pepper」を全国すべての支社などへ配置する (C)ORICON NewS inc.
明治安田生命は10月から、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」を全国すべての支社などへ配置する。顧客とのコミュニケーションに活用することが目的。導入台数は延べ100台で、金融業界では最大規模の導入事例となる。
来店した顧客に対する新商品・各種サービスの案内や、顧客の職場などでのコマーシャルの配信などを通じた認知度向上・各種情報提供の他、各種クイズの出題や司会進行、顧客と一緒に歌を歌うなど、同社が主催する各種イベントでの運営やサービスの提供に活用する。地域の子どもや高齢者を対象に、ダンスやゲームなどの触れ合いの機会を提供することで、地域貢献への活用も予定しているという。
同社では、「Pepper」などの最新テクノロジーを、営業職員(MYライフプランアドバイザー)などによるコミュニケーションを補完する新たな仕組みと捉えており、今後、調査・研究を進め、人やパソコンでは対応できない新たなサービスを展開していく考え。
明治安田生命では併せて、顧客とのコミュニケーション機会の創出に向け、2017年度までに順次、全国の支社などで相続セミナーなどの各種セミナーが開催可能なセミナールームの新設や、顧客が気軽に保険に関する相談できることを目指した来店窓口の改装を行う予定。
(保険毎日新聞)
>>比較・検討するなら確認! 満足度の高い【来店型保険ショップ】ベスト6
>>明治安田生命「ベストスタイル」に新特約、七つの重度疾病で支払い