2015年04月24日 09時00分
「お金が貯まる人」になるためには? 「3つの意識」が成功のカギ!
「お金が貯まる人」にはどんな傾向がる? 「3つの意識」を紹介
新年度を迎え、今年こそ「しっかりお金を貯めたい」と思っている人も多いはず。とはいえ、なぜか出費がかさみ、毎月貯金できずに苦しむケースもあるだろう。だが、貯まる人と貯まらない人との間には「お金に対する意識」で大きく異なる点が3つあるのだ。果たして、その違いとは何か? 自分がどちらのタイプかもあわせて、ぜひチェックしてほしい。
【その1】お金を「貯める」と「使う」の順番が違う
お金を貯められない人に多くあるのは、「先にお金を使って、次のお給料日までにお金が残ったら貯めよう」と考える人。貯めることを後回しにしてしまうと、結局お金を使いきってしまう可能性が大きい。
一方、貯まる人は、「先にお金を貯めて、残ったお金を使おう」と考える人。毎月手取り月収の1〜2割程度を先に貯めて、その分のお金は最初からなかったものと考え、残りの8〜9割でやりくりすれば、確実に貯まっていく。
前者の人は、先にお金を貯めるように、順番を変えてみよう。
【その2】ボーナスの考え方が違う
貯められない人には、ボーナスが入ったら「自分へのご褒美!」とばかりに全部使い切る人が多い。なかには、春夏の買い物でクレジットカードのボーナス払いをしていて、あっという間になくってしまうという人もいるだろう。
貯まる人は、「ボーナスのうち、3分の1〜半分くらいは貯めよう」と、先に貯める意識がある人。ボーナスの3分の1から半分程度を貯めるクセがつけば、年間あたりの貯蓄は一気にアップする。ボーナスは業績によって出なくなったり、減ったりする可能性もあるので、「出たらラッキー」くらいに考えて、アテにしすぎないのがコツだ。
【その3】貯める「目的」に差がある
貯められない人は、「お金がたくさんあったらいいな」という漠然とした気分の人。お金を貯める具体的な目的がないので、少しでも余裕があると、目の前の欲しいものにどんどん使っていってしまい、まとまったお金が残らない。
一方、貯まる人は、「「結婚資金として200万円貯めたい」「来年のハワイ旅行のために30万円準備したい。でも、使いきって貯蓄がなくならないように、100万円を貯めよう」など、貯める具体的な目的を持っている。衝動買いをしそうになっても、「結婚資金がまだ足りないし」「いやいや、ハワイに行くんだった」と、優先順位が高いものを思い浮かべ、無駄な出費にブレーキをかけることができるのだ。
以上、貯まる人と貯まらない人のお金に対する意識の違いを3つ紹介した。実は、貯まる人にとっては、3つとも当たり前にやっていることばかり。貯まらないと悩んでいる人は、ぜひこの3つを意識してみてほしい。
(ライター:西山美紀)
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