ほんの数分で口座が作れる!?ネット銀行の口座を開設する方法
最短3分?!ネット口座の開設手続き
(1)申込み
各銀行のトップページには「新規口座開設」などのボタンがありますから、ここをクリックして申込みフォーム画面を開きます。フォームに必要事項を記入していくだけですので、難しいことはないでしょう。
(2)審査・開設設定
申込みが済むと、銀行側で申込み内容を審査され、問題なければ新規の口座が設定されます。一般的なケースではこの作業に数日かかります。
(3)カードの受取り
申込みから1週間ほどでカードが届きます。ほとんどが簡易書留での郵送です。本人限定受取郵便の場合もあります。
(4)カードの設定
カードが届いたら銀行の指定ページを開き、カード利用開始の設定を行います。これが済めば各種サービスページにログインできるようになり、取引開始となります。
申込みから使用開始までの流れは、このようになります。当然ですが、ネット銀行なのでどこかの店舗に出向いたり、平日の日中に時間を作って手続きをしたりする必要はありません。唯一、申込みからカードが届くまでに1週間ほどかかるのが難点といえば難点でしょう。ですがそれも、「ただ待っているだけ」です。ネット銀行の口座は、意外なほどに簡単に開設できるのです。
銀行によって違う、本人確認のやり方
・申込みとは別に送る
免許証や健康保険証などの身分証明書を撮影して画像として送信するか、コピーを郵送します。
・専用アプリを使う
ネット銀行によって、本人確認書類の画像送信に加えて、口座開設手続き全体をアプリ化したものが用意されています。専用のアプリを利用することで、より簡単に口座開設の手続きが可能です。いくつかの銀行で導入されている方法です。
・カード受取時に確認する
キャッシュカードは一般的には簡易書留で届きますが、このとき配達員によって本人確認を行います。例えば住信SBIネット銀行がこの方法を採っていますが、利用できるのは「顔写真付きの本人確認書類」のみですので、免許証やパスポートを用意しておく必要があります。
口座開設にあたって本人確認は必要不可欠ですが、その方法によっては用意するべき本人確認書類が違ってきます。また、画像ファイルの送信でいいのか、コピーを郵送しなくてはならないのかという違いもありますので、各ネット銀行のWebサイトで確認しておきましょう。
今のうちに必要な物をそろえておこう
・PC・タブレット
もし、インターネットに接続できる端末がスマホだけという場合、PCかタブレットがあるといいでしょう。スマホよりも画面が大きく、取引明細書などの視認性が向上します。また、スマホだけでネット銀行口座を管理していると、故障や紛失などでスマホが使用できない状況のときに取引内容を確認できなくなってしまいます。利便性と安心感の両方を高めるためにも、スマホ以外にPC・タブレットなどを用意するといいでしょう。
・プリンター
通帳がないネット銀行では、取引履歴はWeb上でチェックできます。さして不便はなさそうに思いますが、プリントアウトしておくと、いつでもサッと取り出して確認することができ、通帳代わりに使えます。家計簿をつけている方は特に、履歴をプリントアウトして残しておくと便利です。
口座開設で特典がもらえるケースも!
・キャッシュバック
「特定の期間内に新規で口座を開き、一定額以上の入出金があった場合」に、現金がプレゼントされます。現金に近い使い方ができる電子マネーがプレゼントされることもあります。
・ポイントプレゼント
Tポイントや楽天ポイント、航空会社のマイルがもらえるキャンペーン時期もあります。
・特別優遇金利
新規口座の開設から一定期間内に定期預金を申し込むと、優遇金利が適用されるサービスです。
さらに、すでに口座を持っている人からの紹介で新規口座を作ると、紹介した人とされた人、双方にキャッシュバックやプレゼントがあるという「紹介制度」を設けている銀行もあります。
これらのキャンペーン内容は、各ネット銀行のWebサイトで紹介されていますから、定期的にチェックしておきましょう。元々振込手数料や金利がお得なネット銀行を、さらにお得に利用できるかもしれません。