2024年01月25日 17時00分

満足度の高いネット証券、SBI証券、楽天証券が同点1位に

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満足度の高い「ネット証券」とは?(画像はイメージ)

 顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは1月4日、「2024年 ネット証券ランキング」を発表。調査の結果、【SBI証券(株式会社SBI証券 本社:東京都港区)】と【楽天証券(楽天証券株式会社 本社:東京都港区)】が同点で総合1位を獲得した。

 今回で18回目の発表となる「ネット証券ランキング」は、インターネット経由で投資商品(国内株式、外国株式、投資信託、債券、先物・オプション)のいずれかを運用しており、過去3年に年1回以上取引をしたことがある全国14,703人からの回答を元にしている。

 総合1位の【SBI証券】は2年連続15度目の総合1位を記録。全9項目の評価項目別では、「取引手数料」、「取扱商品」、「資産管理」、「システムの安定性」の4項目で1位に。また部門別では投資スタイル別「デイトレード」、「スイングトレード」、「中・長期トレード(※)」、運用商品別「国内株式(※)」、利用形態別「PC」、「スマホサイト」、サポート別「コールセンター」の7部門で1位を獲得している。

 一方の【楽天証券】は2年ぶり3度目の総合1位。評価項目別では「口座開設・特典」、「取引のしやすさ」、「分析ツール」、「情報提供」、「問い合わせ」の5項目で1位に、部門別では投資スタイル別「中・長期トレード(※)」、運用商品別「国内株式(※)」、「外国株式」、利用形態別「スマホアプリ」、レベル別「初心者」の5部門で1位となっている。

※投資スタイル別「中・長期トレード」、運用商品別「国内株式」は同点1位

 実際の利用者からは、【SBI証券】に「インデックスファンドが充実していて、毎営業日積立など好みの指定が可能など、低コスト投資信託の積み立て運用に最適。また各種共通ポイントが使えるし貯まる(50代・男性)」、「手数料が無料だし、IPOでポイントが貯まるのも良い。サイトも見やすく操作しやすい(40代/女性)」、【楽天証券】には「口座開設から最初の取引まで簡単に進められた。楽天銀行の口座と連携して入出金ができるので便利。楽天のポイントが貯まる(60代以上/男性)」、「ポイント運用ができること。商品の管理がしやすい。積立設定の変更がわかりやすい(20代/女性)」といった声が良い点として寄せられている。

【2024年 オリコン顧客満足度(R)調査 ネット証券ランキング】   

1位 SBI証券 69.0点
1位 楽天証券 69.0点
3位 マネックス証券 67.0点
4位 松井証券 66.8点
5位 SBIネオトレード証券 66.1点
6位 auカブコム証券 65.8点
7位 SMBC日興証券 65.4点
8位 GMOクリック証券 65.3点
9位 岡三オンライン 65.1点
10位 野村證券 64.7点
※11位以降は「オリコン顧客満足度(R)調査」サイトをご覧ください。

【調査概要】
■ランキング発表日:2024/01/04
■調査期間:2023/10/02〜2023/10/16、2022/08/12〜2022/08/22、2021/08/31〜2021/09/13
■サンプル数:14,703人
■規定人数:100人以上
■調査企業数:28社
■定義:投資商品を取り扱っており、以下いずれかの条件を満たしている証券会社
1)Web経由での投資や取引を中心とするネット証券
2)ネット証券以外の証券会社が提供するWeb取引サービス
3)金融庁の認可を受けているサービス
■調査対象者 
性別:指定なし 年齢:18〜84歳 地域:全国
条件:証券会社で現在投資商品を運用しており、以下すべての条件を満たす人
1)インターネット経由で行っている人
2)過去3年に年1回以上取引をした人
3)主に、国内株式、外国株式、投資信託、債券、先物・オプションのいずれかの投資商品を取引している人
ただし、運用商品数は問わない

オリコン顧客満足度(R)ランキングは、実際にサービス・商品を利用したことがあるユーザーを対象に実施した「満足度調査」の結果。“満足を情報化する”を理念に、2006年より日本最大級の調査規模で展開している。多項目による調査を独自に行い、その結果をサイト上で発表。日本で流通しているサービスや商品に対して、消費者の選択を容易にすること、それらを提供する企業の成長に貢献することを目指している。

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

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