2015年07月17日 09時30分

【ネット銀行】各社のフリーローンの特徴は? 金利も紹介!

ネット銀行のフリーローン、特徴や金利を紹介 [拡大する]

ネット銀行のフリーローン、特徴や金利を紹介

 無担保で借りることができて、使い道の自由なフリーローン。いろんな金融機関からの借入を一本化してまとめ返済するのにも便利だ。ネット銀行でも多くのフリーローンを提供しており、利用枠内で借入・返済を何度でも繰り返せるカードローンサービスもある。そこで、今回は各社のフリーローンサービスについて詳しく紹介していく。

 今回は、「住信SBIネット銀行」「セブン銀行」「じぶん銀行」「新生銀行」「ゆうちょ銀行」の5社を取り上げる。(数値は2015年7月16日現在)

■住信SBIネット銀行 「フリーローン」に特徴あり

 住信SBIネット銀行は「Mr.フリーローン」というサービスを提供。金利は年3.775%〜12.0%で、借入金額は10万円〜1000万円。借入期間は1年〜10年となっている。ネットと郵送だけで借入手続きが可能、100万円までの借入なら年収証明が不要などの特徴がある。たとえば、200万円を借入れて返済期間を5年とした場合、金利は年7.185%で月々の返済額は3万9777円となる。

 なお、住信SBIネット銀行では年1.99%〜7.99%(プレミアムコース)のカードローンも利用できる。

■セブン銀行 「カードローン」は書類不要

 セブン銀行は、カードローンサービスを提供。利用限度額は10万円、30万円、50万円の3種類。申込みはネットからでき、書類不要。申込後、利用限度額を最大50万円まで増額することも可能だ。月々の返済額は5000円または1万円。セブン銀行の口座から自動引落としされる。また、24時間365日、随時前倒しで返済ができる。

 金利は、利用限度額に関わらず年15.0%。1万円を1週間借りた場合、利息は約28円となっている。

■じぶん銀行 「カードローン」は振込みがスピーディー

 じぶん銀行にはフリーローンサービスはなく、「じぶんローン」というカードローンサービスがある。審査を通れば、口座に即日振込まれるスピーディーさが特徴。最大800万円まで融資枠があり、借入金をまとめたり、借り換えにも便利だ。毎月の返済額が軽減される可能性もある。返済日は月に1回とあり、返済管理も楽になることもあるだろう。

 東京三菱UFJ銀行、セブン銀行、イーネット、ローソン、ゆうちょ銀行のATMから、利用時間・回数にかかわらず、借入・返済が手数料無料で利用可能。金利は年利2.4%〜17.5%となっている。

■新生銀行 「カードローン」は2つの無利息ローン

 新生銀行は、「新生銀行カードローンレイク」を提供。レイクといえば消費者金融を連想するが、これは同行がレイクブランドを展開していたGEコンシューマー・ファイナンス株式会社を買収し、店舗・自動契約機などの営業資産を譲り受けたもの。現在はかつての消費者金融のレイクとは直接関係のない、あくまでも新生銀行独自のローンサービスとなっている。融資額は1円〜500万円。貸付利率は実質年利で4.5%〜18.0%。

 また、初めての申込みなら最初の30日間は無利息、または5万円まで180日間無利息というふたつの無利息ローンを選ぶことができる。

■ゆうちょ銀行 スルガ銀行のローンを媒介

 ゆうちょ銀行は、財産形成貯金担保貸付や国債等担保自動貸付けといった有担保の貸付けを行っているが、無担保のフリーローンやカードローンは提供していない。そのかわり、スルガ銀行の個人ローンの代理業者として媒介を行っている。「スルガ銀行 ゆうちょ専用支店」というネット支店があり、フリーローン「夢航路」、カードローン「したく」などの商品が選べる。

 なお、夢航路は無担保で最高1000万円・最長10年の「親孝行型」と最高500万円・最長7年の「目的型」にわかれ、それぞれ金利は個別に設定されている。

 各社によってサービスはさまざまなのがおわかりいただけただろう。次回は、「イオン銀行」「スルガ銀行」「ジャパンネット銀行」「三菱東京UFJ銀行」の4社を紹介する。

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