抑えておきたいポイントは? 5分で学ぶ初めてのFX『取引』
そもそも「FX取引」とは? どんな仕組み??
例えば、「1ドル80円」のときにドルを買い、「1ドル100円」のときに売れば、1ドルあたりの差額「20円」が利益になる、ということ。この単純な取引に、いま多くの人が注目している理由とは?
手数料? 通貨ペア?? FXの魅力を知りたい
また、日本の株式市場が開いているのは「午前9時から午後3時まで」だが、規定の取引所がなく、世界中の銀行間(インターバンク)で行われるFX取引は、基本的に24時間いつでも通貨を売買することが可能。パソコンやスマートフォンで気軽にFX取引をすることができるのも、忙しい人にはうれしいところだ。
さらに、日本のような低金利国からすると、円で価格が安定している高金利国の通貨を買い、キープしておけば銀行預金より高い金利を得ることができる(スワップポイント)というメリットも。いずれも2012年12月現在で、スイスフラン(0.00%)や米ドル(0.25%)は低金利通貨、トルコリラ(5.75%)や南アフリカランド(5.50%)は高金利通貨だと覚えておくと、さらに有効な取引ができそうだ。
景気に左右されにくいのも、FXの魅力。バブル崩壊以降、長期的に見れば日経平均株価は下がり続けている一方で、円の為替レートは上下を繰り返している。不景気でも好景気でも、上がる通貨があれば下がる通貨もあり、利益を得るチャンスがある。近年は円高が話題になっているが、その価値が一定の範囲内で上下する分、株式より不確定要素が少ないと見ることもできるかもしれない。
円高で外貨投資に注目が集まるなか、知っておきたいFX取引のアレコレ。続いては、気になる「資金」について見ていこう。「FXは少ない資金で大きな取引ができる」というのは本当なのか!?