2015年08月28日 09時20分

【住宅ローン】「購入」と「賃貸」どっちがオトク? メリット・デメリットを紹介!

「賃貸」と「住宅購入」のどちらの方がオトクなのだろうか? [拡大する]

「賃貸」と「住宅購入」のどちらの方がオトクなのだろうか?

 いつかは夢みるマイホーム。昨今の超低金利もあり、住宅の購入を検討している人も多いはず。とはいえ、初めて家を決めるとなると、新築、中古、購入、賃貸などの違いは非常にわかりづらい。そこで今回は、住宅ローンを組む前に知っておくべき「購入」と「賃貸」のメリットとデメリットを紹介する。賃貸と住宅購入のどちらがオトクかで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてほしい。

■住宅購入のメリット8つ
・ 貸すことや売却が可能
・ 設備が充実している
・ 自由にリフォームできる
・ 条件がクリアしていれば住宅ローン控除が受けられる
・ 資産になる
・ 永住の地がある安心感
・ 社会的信用が増す
・ 住宅ローン完済後の負担が少ない

■住宅購入のデメリット6つ
・ 予期せぬメンテナンスの出費がある
・ 長期ローンの精神的負担
・ 病気や転職などによる減収で長期ローンが大きな負担となることも
・ 固定資産税がかかる
・ マンションの場合、修繕積立金や管理費が必要
・ 資産価値が下がる場合もある(売却が難しくなる)

 住宅購入では売却・貸出が可能な点や、資産や土地が確保できることに対して、デメリットでは長期返済のローンが主な負担となるようだ。

■賃貸のメリット3つ
・ 結婚や勤務先、子どもの教育環境などその時々にあわせて住宅を選べる
・ 設備のメンテナンスは基本的に大家側が負担
・ 長期ローンの精神的負担がない

■賃貸のデメリット4つ
・ 敷金、礼金、契約更新料が必要になる
・ 引越し費用に加え、転居先にあわせてカーテン、照明器具、エアコン等を購入しなければならない場合もある
・ 老後に住む部屋を確保できない可能性がある
・ 家賃を払い続けなければならないので老後の負担が大きくなる

 賃貸では長期ローンの負担がない分、家賃を払い続けなければならないといったデメリットが挙げられる。結婚や出産で家族が増えたり、子どもが成長したりとライフスタイルは変化していくもの。「購入」と「賃貸」のどちらが自分の人生設計に合っているかを考え、決めることが得策だろう。

■購入前におさえておきたい注意点とは?
 
 また、マイホームを購入すると決めて住宅ローンを利用する場合には、以下の点に注意しておきたい。

【1】中古物件を購入する際の注意点は、新築の場合と異なり、購入決定から早い時には1ヶ月で引渡しになる。

【2】住宅ローンは、申込みからローン実行まで約1ヶ月を要する。そのため、購入を決めてから住宅ローンを比較検討する時間があまりない。不動産の購入を考え始めたら、さまざまな住宅ローンの情報をチェックしておこう。

【3】中古物件の購入が決まったら、その際に発生する媒介(仲介)の業者の手数料を把握しておこう。売買価格が400万円を超える契約の場合、仲介手数料の上限金額の簡易計算法は以下の通り。

「(売買金額×3%+6万円)×1.08(消費税)」
(例:売買価格3000万円であれば仲介手数料の上限金額は税込103万6800円)。

※これは上限金額なので、不動産業者と合意のうえ手数料を決める。

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