住宅ローン、ネット銀行だと“なぜ低金利”? 誰でもわかる簡単解説!

住宅ローンがネット銀行で“低金利”の理由 [拡大する]

住宅ローンがネット銀行で“低金利”の理由

 住宅や土地の購入などのために金融機関から融資を受ける「住宅ローン」。大手都市銀行の金利が2〜3%台なのに対し、ネット銀行の場合は1%を切る商品も少なくない。もちろん安く借りるに越したことはないが、金利の数字だけを判断基準に借入先を選ぶのは考えもの。低金利には低金利なりの理由があり、人によってはそれが後々に大きな不満のタネになりかねないからだ。

 そこで、ネット銀行の低金利のヒミツと特性、メリット・デメリットをまとめてみた。

■実店舗をもたないコストメリットを金利に還元

 「低金利のヒミツ」といっても、それほど複雑な仕組みがあるわけでない。簡単に言うと、ネット銀行は実店舗を持たない(または最小限に抑える)ことで、窓口のある銀行よりもコストを圧縮でき、その分で低金利の住宅ローンを提供しやすいのだ。この「実店舗がない」というのは、住宅ローンの手続き上において、メリットにもデメリットにもなるのだが、その点については後述する。

 なお、金利だけでなく、繰り上げ返済時の手数料が無料のケースも多いので、「低金利の恩恵を受けつつ、積極的に繰り上げ返済をしていきたい」という人にとっては、メリットが大きいだろう。

 また、ネット銀行の場合、借入時の「保証料」や「団体信用生命保険加入料」が無料であることをうたう住宅ローンも多いが、代わりに「事務手数料」が割高に設定されており、結局は一般銀行とほとんど変わらないか、むしろ高くついてしまうケースもあるので注意が必要だ。

■スマホでいつでも気軽に申込み可能

 一方、手続き面でのネット銀行の魅力は、なんといっても手続きが便利であること。リアル店舗を持たないため、電話やネットを使った取引となるわけだが、スマホやPCで24時間いつでも申込み手続きができてしまう気楽さは、ネット銀行ならではのメリットだ。最近では土日、祝日もコールセンターが稼働し、問い合わせが可能になるなど、ユーザーへの対応も手厚くなってきている。

 その反面、担当者と膝をつきあわせて相談することは難しい。対面でこまやかなサポートや専門的なアドバイスを受けながらじっくり検討したいのであれば、実店舗を持つ銀行の方が望ましい。

■ローン審査は厳しめで、かつ時間がかかる

 ネット銀行というと、なんとなく審査はゆるそうな雰囲気もあるが、実際には通常の銀行よりもシビアな基準が設けられていることが多い。直接顔を合わせない分、収入や勤め先といった諸々の情報がよりモノをいうわけだ。加えて、審査にも時間がかかり、時期によっては申込みから融資実行まで数ヶ月を要することもある。

 これらを踏まえて、メリット・デメリットを改めてまとめたものが下記になる。

【メリット】
・低金利
・繰り上げ返済時の手数料が無料の場合が多い
・24時間いつでもスマホやPCから申し込み可能

【デメリット】
・担当者と顔を合わせて相談できない
・ローンの審査が厳しく、時間がかかる

 ともあれ、住宅ローンを選ぶ際には金利だけに踊らされず、自身の性格や返済プランもふまえつつ、最適解を探りたいところだ。

(文:榎並紀行/やじろべえ)

>> 「住宅ローン」は金利が重要 ランキングでチェック!

>> 初心者必見! 住宅ローン、失敗しない購入前の資金計画

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

■禁無断複写転載
オリコン日本顧客満足度ランキングの著作権その他の権利は、株式会社oricon MEに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。