自分の年収でいくら借りられる?適切な住宅ローンの借入額

自分の年収でいくらまで借りられる?

 マイホームの購入は今でも大きな夢の一つです。しかし、これは人生最大の買い物であり、かかる金額も今までとは比べ物にならず、ローンを組むことは必至です。そのため、30年近く返済額について考えながら生活しなければいけません。そうすると、どの程度の金額が自分たちにとって適しているのかわからなくなってしまう恐れがあります。今の自分の年収でどの程度借り入れればいいのか丁寧に解説していきます。

借入可能額をフラット35でシミュレーション

 実際にどれぐらいが借入可能額なのか、みなさんご存知でしょうか。フラット35のシミュレーションを行ってみると、すぐ目安の金額がわかるので一度みなさんもやることをおすすめします。

 例えば、収入を500万円で、融資金利1.8%、借入期間21年以上35年未満(フラット35)で計算すると、借入額の概算が4541万円となり、年収の8倍程度の額が借入可能額ということになります。現在は金利が低いこともあり、年収の何倍かという数字も高めに出ることもあるのでひとつの目安としてやってみてください。

大事なのは返済できるか否か。年収の何倍かだけでは見切れない

 住宅ローンを組む上で、一番重要なことは返済できるか否かということです。どんなに収入が高くても人生何が起きるかわかりません。子どもの教育費、上がる社会保障費、景気の低迷による給料の低下、突然の入院や長期の療養など読めない出費がいくらでもあります。 

 また、一番怖いことはローンの返済額を高く設定しすぎて、給料低下などで返済が厳しくなり、キャッシングなどに手を出し、多重債務者になるパターンです。これを避けるためにも、現在の生活だけを考えてローンの額を決めるのではなく、将来のライフプランを予測することで、返済額に多少余裕を持たせ、その分貯蓄に回すなど将来起こる変化に対して柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。

理想の目安は「返済比率」が年収の25%以下

 返済比率とは、一年間の元利金等返済額の年収における割合のことを言います。計算式は返済比率(%)=1年間の元利金等返済額÷税込年収×100で表され、住宅ローン審査では大事なポイントの一つになっています。大体どこの銀行も、35%から40%ぐらいを上限として定めているようです。しかし、実際に35%でローンを組んでしまうと、返済額が手一杯になってしまい、実際の生活がかなりきつくなってしまう方も多いと思います。そこで、返済比率の目安を25%以下に設定すると、生活費にもゆとりができ、将来のための貯蓄額もその分増やすことができます。また、マイホーム購入の予算の目安として年収の5倍程度とするという考え方もありますが、それも人それぞれ。結局は毎月の返済額に落としてみて、無理なく返せるかが、もっともわかりやすい基準になるといえそうです。

大切なのは、返せるか否か。

 年収と住宅ローンの借入額について紹介してきましたが、いちばん大切なことはローンをしっかり返せるかどうかです。返済額を高く設定して、今の生活を圧迫するような返済計画では本末転倒です。マイホームを購入するということは、人生において非常に大きな決断の一つです。だからこそ焦らずに、今の生活だけでなく将来の人生プランについてもよく考えて、自分に合った返済額を決めて、幸せなマイホーム生活を過ごしましょう。
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