2015年10月25日 11時10分
カードローンの返済方法【後編】 各支払いのメリット・デメリットが丸わかり!
カードローンを利用する場合には“自分のライフスタイルに合った”返済方法を選びたい
カードローンを利用する場合、返済方法で返済期間や総返済額は大きく変わってくる。そのため、自分の収入や毎月の支払いなどを見据えて、計画的に利用することが大切だ。前回は、カードローンのなかでも主流とされる返済方法「リボルビング払い」について紹介した。今回は、それ以外の3種類の返済方法やそのメリット・デメリットについて紹介する。
<元利金等方式>
元利金等方式とは、借りた元金と支払利息を足した額を毎月一定額返済していく方式のこと。毎月一定額の支払いで、計画的に支払うことができるというメリットがある一方、最初のうちは返済額がほとんど支払利息で占められてしまうというデメリットがあるため注意が必要。
<元金均等方式>
元金均等方式とは、毎月の元金の支払が一定額の方式のこと。元利金等方式に比べて、金利の総支払額は少なく済むメリットはあるが、元金の支払額が一定である分、最初のうちの支払金額が大きくなってしまうデメリットもある。
<分割払い>
分割払いは、利用ごとに応じて毎月一定額の支払いをする方式。この支払額は、あらかじめ借り入れた元金に利息が足された金額となる。月々の支払は一定額となるメリットはあるが、利用ごとに再計算されるため、返済が重なってしまうと月々の支払に追われてしまう可能性もある。また、金利が高い場合が多いため、金利負担が大きくなるデメリットもある。
全2回に渡って、カードローンにおける様々な返済方法を紹介した。無理のない借入を行うためにも、自分のライフスタイルに合った返済方法を選び、カードローンを効果的に利用したい。
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