【ネット銀行】安全性は大丈夫? 各社のセキュリティ対策を紹介・解説(その2)

ネット銀行の安全性を紹介 [拡大する]

ネット銀行の安全性を紹介

 個人情報の流出事件が相次いでいる昨今、本当にネット銀行が安全なのか気になっている人も多いはず。そこで先週に続き、ネット銀行の「安全・セキュリティ対策」を紹介・解説していこう。今回は、ゆうちょ銀行、イオン銀行、スルガ銀行、ジャパンネット銀行、三菱東京UFJ銀行の5社を取り上げる。

■ゆうちょ銀行

 日本で一番大きな銀行であるゆうちょ銀行。郵便局時代は貯金を取り扱う一部門であったが、郵政民営化によって2007年10月から民間の銀行として誕生した。

 セキュリティ対策として特徴的なのが「トークン」。これは「ワンタイムパスワード」ともいわれ、1度しか使えないパスワードを1分おきに生成する電子機器となる。これにより、万が一パスワードを盗み見られた際にも、一度使用したパスワードは無効となるので、不正アクセスを防止することができる。

 ちなみに、トークンはゆうちょ銀行が2014年6月から無料配布を行っている。

■イオン銀行

 ショッピングモールで有名なイオングループが運営するイオン銀行。イオン各店にATMが設置されており、買い物にも役立つクーポンが発行されるなど、イオンを利用する人にとって利便性の高いネット銀行となっている。

 セキュリティ対策の特徴はいくつかあるが、その一つが独自のセキュリティソフト「SaAT Netizen」(サート・ネチズン)の無償提供。ホームページを自動的に監視するサービスで、利用している間に様々な攻撃からガードする。

■スルガ銀行

 静岡県に本店を置くスルガ銀行。地方銀行の一つだが、ネット銀行では全国展開している。バイオセキュリティに早くから取り組み、「手のひら静脈」認証という生体認証を世界で初めて取り入れている。

 ネット銀行としては、リスクベース認証という技術を採用。この認証システムにより、通常使用していないパソコンからのアクセスがあった場合は、登録してある合言葉を表示し、全て回答しなければログインできない仕組みとなっている。より高いレベルのセキュリティを確保する。

■ジャパンネット銀行

 日本で初のネット銀行であるジャパンネット銀行。セキュリティ対策の特徴は2つあり、一つがワンタイムパスワード(トークン)だ。

 ログインパスワードのほかに、大切な取引の際にはワンタイムパスワード(またはIDコード)の入力を求めることで、一層のセキュリティ強化を図っている。しかも、10分以上入力がなければ自動でタイムアウトし、一定回数以上間違って入力すると、パスワードは失効となる。

 もう一つは各種の保険制度。キャッシュカードを盗難されて不正利用された場合は「キャッシュカード盗難保険」で50万円まで補償される。「預金口座不正使用保険」は普通預金から不正に振込されたことによる損害を補償する保険で、1口座当たり最大で500万円の補償限度額となっている。さらに、保険料はジャパンネット銀行が負担するので、利用者にとっても負担のかからない安心な制度といえる。

■三菱東京UFJ銀行

 メガバンクの一つ三菱東京UFJ銀行が運営しているネット銀行「三菱東京UFJダイレクト」。SLLによる暗号化通信、何重ものパスワード、ソフトウェアキーボードの採用、ファイアーウォールの導入、24時間のセキュリティ体制などのほかに、インターネットバンキング専用のウイルス対策ソフトとして「Rapport(ラポート)」を無償提供している。

 Rapportによってウイルスを検知・除去し、通信情報の漏洩も防止。インストールするだけで自動的に機能することや利用料金がかからないこともメリットとなっている。

 このように、各社はサイバー犯罪の対策として、独自のセキュリティ体制を構築している。金利や利便性だけでなく、いざという時のためにセキュリティを重視しておくことも非常に重要です。

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