2015年09月17日 07時30分
ネット銀行、「リアル店舗」活用術 口座開設や相談も可能だった!
有人店舗を設けている「ネット銀行」3社のサービス内容を比較
インターネットバンキングとはその名の通り、インターネットを介した銀行サービス。基本的には実店舗を持たず、各金融機関のウェブサイトを窓口に取引が行われる。だが、そうしたネット専業の銀行、あるいはネット取引のイメージが強い金融機関でも「実店舗」を構えるケースが稀にある。そこではいったい何ができるのか? 有人店舗を設けている3社のサービス内容を比較してみた。
【ソニー銀行】
JR東京駅徒歩1分のヤンマー東京ビルに「住宅ローンプラザ」を構える。基本的に住宅ローンにまつわる相談業務のみで、現金・小切手の取り扱い、外貨預金といった銀行取引は行っていないが、円普通預金の口座開設についての案内と申し込み手続きは可能。予約制の住宅ローン相談では、専門アドバイザーが借り換えや諸費用など、様々な悩みに応えるほか、ライフスタイルに合わせたローンシミュレーションも実施している。
【セブン銀行】
首都圏のイトーヨーカド―(蘇我店、川口店、葛西店、アリオ西新井店)4店舗と、名古屋・栄出張所、福岡出張所の合計6店舗を構える。対応業務は、セブン銀行口座の案内と新規開設申し込み、海外送金サービス契約の申し込み、提携金融機関が取り扱う住宅ローン相談と仮審査の申し込みなど(栄、福岡の両出張所では住宅ローン相談は不可)。また、店舗備え付けのパソコンで、各サービスの利用ガイドを見ることもできる。
【イオン銀行】
全国のイオンモールなどに代理店を含め100以上の店舗を展開。特に、愛知にはイオンモールナゴヤドーム前店など13もの店舗を構える。取引内容は店舗により異なるが、個人の預金や投資信託、年金保険、医療保険・がん保険、住宅ローン、カードローンなど幅広い。一般の銀行店舗が休みになる年末年始やゴールデンウィークなどを含め、年中無休で窓口対応してくれるのも高ポイントだ。
ちなみに、いずれの店舗も平日は夜20〜21時頃まで、土日祝日も営業していて、休日や仕事帰りにも立ち寄れる。「相談してみたい」という人は、近くのリアル店舗を利用してみてはいかがだろう。
>>■利用者1万1861人が選ぶ! 最も満足度の高い【ネット銀行】はココ!
>>【ネット銀行】のおもしろ「豆知識」 店舗がない“珍支店名”を紹介!