【住宅ローン】知って得する“金利”知識 「店頭」「優遇」「適用」の違いは?

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「住宅ローン」の知って得する“金利”知識を紹介

 実際に利用するまで、わかりにくい「住宅ローン」の仕組み。中でも悩ましいのが、そのややこしすぎる金利体系。「金利」とひと口に言っても、「基準金利」「優遇金利」「適用金利」など様々ある。同じ金融機関でも店頭金利と優遇金利は大きく異なり、各社の住宅ローンを比較検討しようにも、様々な数字が乱立している状況だ。そこで、知識のない人にもわかりやすく、それぞれの金利の違いについてまとめてみた。

■基準金利は「定価」、優遇金利は「セール価格」

 ネットで「住宅ローン 金利」などと検索してみると、様々な金融機関の住宅ローンがヒットする。試しにある大手銀行のサイトを開いてみると「基準金利2.475%、優遇金利0.775%〜」となっている。これを見てもわかるように、基準と優遇ではかなりの開きがあり、どちらが適用されるかによって、返済額にもウン百万円レベルの差が生まれることになるわけだ。

 住宅ローンに関するサイトを見ても「基準」「店頭」「適用」「優遇」など、様々な言葉が乱立。「結局どれを見ればいいの?」と悩んでしまうが、実は基本的な金利パターンは大きくわけて2種類のみ。「基準金利=(店頭金利、表面金利)」と「優遇金利=(適用金利)」。つまり、金融機関によって基準だの店頭だのと異なる呼び方をしているだけで、中身は実質同じなのだ。

 では、それぞれの違いを見ていこう。

■【基準金利(店頭金利、表面金利)】

 文字通り、住宅ローンの基準となる金利。各社が自由に設定でき、金融機関によって利率が異なる。ただ、基準金利は市場金利に照らして決まるため、各社ほとんど差異はなく、ほぼ横並び。なお、店頭金利は原則として年2回の見直しがされることになっているが、ここ数年はまったく変わっていない。

■【適用金利(優遇金利)】

 諸条件を満たすことで基準金利から一定割合を引き下げた、実際の金利のこと。たとえば、その時の基準金利が2.475%で優遇金利幅が1%の場合、適用金利は1.475%ということになる。

 ひらたくいうと、基準金利は「定価」で、適用金利はそこから割引された「セール価格」というイメージ。ただし、昨今の住宅ローンは定価で販売されることがほとんどなく、店頭金利はあくまで指標であると考えたほうが良いだろう。つまり、金利を比較する際は「適用金利」「優遇金利」に着目することが重要となる。

 ここまで読めば、複雑そうに思えた金利のあれこれも理解できたはずだ。次回は、優遇金利に2種類のタイプがあることをわかりやすく解説する。優遇金利を知ることで、よりどう選べばよいかがわかるだろう。

(文:榎並紀行/やじろべえ)

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