水の成分〜マグネシウム〜

  • 水の成分〜マグネシウム〜

 ミネラルは体に不可欠な栄養素です。ウォーターサーバーの水には様々なミネラル成分が含まれていますが、ミネラルの一種「マグネシウム」には、どのような働きがあるのでしょうか。

マグネシウムとは

 古代ギリシアの「マグネシウア」という物質に由来するマグネシウム。マグネシウムは人体に必要なミネラルのうちでも代表的な必須元素であり、骨中や血液中、筋肉中、脳内などにもさまざまな形で豊富に含まれています。エネルギー代謝に関する生体機能に深い関わりを持ち、骨や歯の形成にも欠かせません。不足すると体や心への深刻な悪影響が心配されます。

マグネシウムの効能

・体内の様々な代謝に関わる
 マグネシウムは1日の必要量が約300mgとミネラル群の中でも必要摂取量が多く、また不足すると「体がだるい」「疲れやすい」など自覚症状を感じやすいミネラルです。それだけ体内で多くの生化学反応に必要とされているということですが、伝統的な日本人の食生活では十分摂取できるマグネシウムも、今日のように欧米化した食生活では不足しがちとなっています。

・けいれんが起きやすい人は・・・
 マグネシウム不足が慢性化すると、カルシウムが血管などに沈着し、血行の妨げになる場合が考えられます。マグネシウム不足を知らせるバイタルサインとして「けいれん」が知られていますが、これはマグネシウムとカルシウムのバランスの崩れによって発生しやすくなります。
 「最近、けいれんがよく起きるようになったな」と感じたら、マグネシウム不足を疑ってみてもいいかもしれません。

マグネシウムを多く含む食品

 マグネシウムとカルシウムは「抗ストレスミネラル」と呼ばれています。マグネシウムが不足すると興奮しやすくなり、イライラ感や抑うつ感、嗜眠(眠り続ける)などのストレスが生じます。

 ちなみに、アルコールを大量に飲むと尿と一緒にマグネシウムも多量に排出されます。生活習慣病やアルコール中毒は細胞内のマグネシウムの減少が見られるため、お酒のおつまみにマグネシウムを豊富に含むものを摂るのがおすすめです。
 植物性食品には大豆、ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、ごま)、こんぶ、焼き海苔、干しひじき、カットわかめ、玄米、コーヒーなどがあります。動物性食品には、いか、えび、たこ、貝類などがあります。

マグネシウムが不足・過剰摂取すると…

 マグネシウムが不足すると、骨の形成に影響を及ぼす他、不整脈や高血圧、虚血性心疾患などの生活習慣病、筋肉のけいれん、さらには神経過敏や抑うつ感など精神などが生じることがあります。反対にマグネシウムを摂り過ぎると下痢や軟便などが引き起こすことがあります。

 ただし、マグネシウムは通常の食事をしていれば不足することも過剰症になることもほとんどありません。ミネラルウォーターに含まれるマグネシウムも問題ない量ですから、飲み過ぎなければ問題ないでしょう。サプリメントや健康食品など通常の食品以外から摂取するときは、350mg/1日(成人)を目安にしてください。