ウォーターサーバーの音が気になる? 理由と解決法

ウォーターサーバーの音が気になる場合の対策

 オフィスや家庭で普及しつつあるウォーターサーバー。便利ではあるものの、少なからず発生する「音」が気になっている人も多いのではないでしょうか。しかし近年では、静音に特化したサーバーも次々と登場しています。そこで、今回はウォーターサーバーの音の原因や対策などを紹介します。

気になる音の原因は?

 メーカーや機種によって聞こえる音は異なりますが、代表的な音といえば「ブーン」と響く機械音でしょう。これは、サーバーが水の温度を一定に保つ、もしくは下から給水口まで水を汲み上げる際に発生する動作音です。さらに「ゴボゴボ」と聞こえるのは給水中や給水後、ガロンボトル内に空気が入り込む音で、「ペキペキ」と聞こえるのはワンウェイタイプのペットボトルから水と空気が抜けると同時にへこんでいく音です。いずれも常に聞こえてくるわけではありませんが、赤ちゃんのいる家庭やサーバーを寝室に設置している人にとっては気になるかもしれません。

音が気になる場合の対策法は?

音が気になる場合の対策法

 対処法としては、ウォーターサーバー購入前であればネットの口コミで音についてチェックしておきたいところです。また、お試しキャンペーンを実施しているメーカーも数多くありますのでそれらを利用するのもいいでしょう。サーバーを無料で利用することができ、なかには水が入ったボトルまで無料というケースもあります。期間は1週間程度から長くて1ヶ月ほど利用できるところもあるので、この間に使い勝手とともに音もしっかりチェックしましょう。

 もし、購入後にやっぱり音が気になるという場合も、ちょっとした工夫で改善できるかもしれません。例えば、サーバーが壁や家具に接していると、コンプレッサーなどの振動や音の共鳴が原因で実際より大きな音で聞こえてしまうこともあります。そのため、サーバーを隙間ができる場所に移動させるだけでも改善につながります。さらに、防音マットを下に敷くことで音を反響させないという方法もあります。

静音型のウォーターサーバーを選ぶという方法も

 なかには音に配慮されたウォーターサーバーも登場していますので、それらを選ぶのもいいでしょう。『フレシャス dewo mini(デュオミニ)』は、騒音の原因となる冷却用コンプレッサーを取り除き、ノンフロン方式を採用。さらに、チャイルドロックや節電機能、ワイドなトレーと便利な機能を搭載しています。

 また、静音設計された『コスモウォーター smartプラス』は、以前のモデルに比べて騒音レベルが30%ダウン。オシャレなデザインに加えて、使い捨てのボトルや水を足元で交換できる機能性は子育て世代にとっても魅力的です。

 メーカーによっては音が静かな「静音モード」を搭載しているサーバーもあります。購入前の人は事前にチェックしておくといいでしょう。

 聞こえる音はメーカーや機種によっても異なりますが、感じ方は人によってもさまざまです。もしサーバーの音が気になる人は、静音型のウォーターサーバーを選び、騒音対策もしっかりと行いましょう。

(文:オダタカヒロ/やじろべえ)
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