2015年02月09日 09時20分
【ネット銀行】上手な利用で「より便利」に! コンビニATM徹底解説
上手な利用でネット銀行をより便利に!
ネット銀行で口座を開設する場合、入出金はコンビニATMの利用がメインになるでしょう。手数料や金利がお得なことで知られているネットバンキングだが、ATMを上手に利用すれば、さらに便利なものとなるでしょう。今回は、ATMと相性のよい銀行や利用法を紹介する。
コンビニに設置されているATMは、主に「e-net」「ローソン・エイティエム・ネットワークス」「セブン銀行ATM」「@バンク」「ゆうちょATM」。それぞれの特徴を理解し、上手く活用することでより使い勝手がよくなるはずだ。
●イーネット(e-net)
イーネットは全国のファミリーマートを中心に、地方のコンビニやスーパーなどに設置されている。ピンク色の枠に灰色の筺体が目印だ。セブン銀行を除く主要なネット銀行はほとんど対応しており、一部店舗を除いて24時間利用可能。ただ、銀行によって手数料が一切無料であったり、指定された利用回数を超えると発生する場合がある。
ジャパンネット銀行やソニー銀行などのネット専業銀行の場合、基本的に利用できる機能は入出金・残高照会だが、住信SBIネット銀行の場合はカード振込も可能。
東京・大阪・福岡といった主要都市を中心に、三重・静岡・愛知など中部地方に多く普及。全国では、1万3000台以上が設置されており、東京都内だけで2000台を超える。最も設置数の少ない高知県でも50台以上設置あるので、近隣にATMが全くないという事態に陥ることはないでしょう。
●セブン銀行ATM
セブン銀行は全国のセブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマルや野村証券の店舗に設置されている。赤と灰色の筺体に正面の大きな「7BANK」のロゴが特徴。ATMの数はセブン-イレブンの店舗が多い関東・九州地方が特に多い。
イオン銀行を除く主要なネット銀行はほとんど対応しており、一部店舗を除いて24時間利用可能だ。また、住信SBI銀行、ソニー銀行、新生銀行は曜日・時間を問わず手数料が無料となっている。
●ローソンATM
ローソンATMは全国のローソン店舗に設置されており、47都道府県全てに普及している。セブン銀行・イオン銀行・スルガ銀行・ジャパンネット銀行を除く主要なネット銀行に対応しており、手数料はほとんどの銀行がe-net利用時の手数料と準じている。
●@バンク
アットバンクは三井住友銀行・西日本シティ銀行が展開しているATM。緑色の筺体が目印。イーネットを設置していないファミリーマートに多く設置されている。イーネット・セブン銀行・ローソンATMに比べると、設置店舗数が少ないので、ゆうちょATMを利用したい人は、どの店舗にあるかを把握しておいた方がいいでしょう。
●ゆうちょATM
ゆうちょATMは大半のネット銀行に対応する。ゆうちょ銀行にあるATMがそのまま店頭に設置されているので、コンビニATMと比較すると筺体が大きく、複数台セットで設置されていることも多い。コンビニではなく、駅ナカやショッピングモール内に多く設置されており、非常に便利。ただ、深夜〜早朝の時間帯は利用できない場合が多いので、注意が必要だ。
各ATMの対応銀行などを把握しておけば、ある程度どこへ行っても困ることはないだろう。
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