ネット銀行の口座維持手数料・年会費について
さて、気になる住信SBIネット銀行の口座維持手数料ですが、オフィシャルサイトのQ&Aコーナーで、「口座維持手数料はかかりますか?」という質問に対して、単刀直入に「口座維持手数料はかかりません」と明言されています。ちなみに「口座開設のときになにか手数料がかかりますか?」という質問に対しても「口座開設時に手数料はかかりません」と明言されています。
なお、セブン銀行では口座維持手数料は無料となっています。ただし、紙の取引明細表が必要な場合は毎月手数料(108円) を支払って郵送してもらうことになります(取引明細はインターネット上で閲覧が可能です)。
多くのネット銀行は決済手数料を主たる収益源としているのに対し、ソニー銀行は外貨預金や投資信託などの取引手数料や住宅ローンなどの利息収入を主たる収益源としており、個人の資産を総合的に管理しやすいという特徴があります。口座開設時の手数料や、口座開設後の維持手数料はかかりません。
なお、ソニー銀行は2014年1月に日本経済新聞社が発表した「第10回日経金融機関ランキング 」で顧客満足度第1位(セブン銀行と同率首位)を獲得し、7年連続で第1位に選ばれました。
なお、じぶん銀行は口座の開設にあたり、携帯電話番号と携帯eメールアドレスの届け出が必須となっています。このためスマートフォンやケータイを持っていない人は口座を開設できません。
また、KDDIが出資しているということでau以外のキャリアのユーザーは利用できないと勘違いしている人もいますが、ドコモやソフトバンクなど 他のキャリアを使っていても口座は開設できます。
新生パワーダイレクトでは残高照会や入出金明細照会などの口座照会、振込・振替、外貨の売買や投資信託などの資産運用、住宅ローンやカードローンなどのローン管理、金利・為替レート照会などが24時間365日無料で利用できるほか、ネット他行振込手数料が最大月10回無料といったメリットがあります。
口座維持費や管理費などの費用は一切かかりません。ただし、ひとつの口座で円預金・外貨預金・投資信託など、すべての金融商品・サービスが利用できる「新生総合口座パワーフレックス 」では口座管理手数料がかかる場合があります。
なお、イオン銀行のインターネットバンキングを利用するにはキャッシュカードと電子マネー「WAON」が一体になった「イオンバンクカード 」か、キャッシュカード・クレジットカード・WAON・カードローンがひとつになった「イオンカードセレクト」が必要です。イオンバンクカード、イオンカードセレクトともに発行手数料・口座維持手数料・年会費は無料となっています。
地方銀行のため、営業基盤である静岡・神奈川以外の支店は少数ですが、セブン銀行やイーネット、ゆうちょ銀行などのATMが利用できます。
スルガ銀行の特徴としては、さまざまな異業種との業務提携(アライアンス)により、多彩なインターネット支店が開設されているという点が挙げられます。主としてデビットカードの決済用に用いられる「マイ支店」、投資信託が利用できる「ダイレクトバンク支店」などのほか、カードローンを主体とする「ダイレクトワン支店」やマイルが貯めやすい「ANA支店」などもあります。ちなみに、どの支店でも口座開設費用や口座維持手数料は無料となっています。
以前は口座維持手数料として月額180円+税が必要でしたが、2012年7月に廃止され、現在は口座維持手数料は無料となっています。
○住信SBIネット銀行:無料
○セブン銀行:無料 (※取引明細表手数料を郵送してもらう場合は有料)
○ソニー銀行:無料
○じぶん銀行:無料
○新生銀行:無料 (※「新生総合口座パワーフレックス」では口座管理手数料がかかる場合あり)
○ゆうちょ銀行:無料
○イオン銀行:無料
○スルガ銀行:無料 (※デビットカードも無料)
○ジャパンネット銀行:無料 (※2012年7月1日に廃止)
○三菱東京UFJ銀行:無料 (※普通預金および「スーパー普通預金」は口座維持手数料無料)