ネット銀行のセキュリティ対策
住信SBIネット銀行
ロック機能によってキャッシュカードの振込・引き出し限度額を設定できます。また、3重のパスワード(ログインパスワード・取引パスワード・認証番号表)で口座をしっかりと守ります。モバイルキー認証は住信SBIが誇る先進技術。手持ちの携帯電話を「もうひとつの鍵」として使えることで、パソコンのみでは守りきれない不正アクセスへの対策技術となりました。ただし、モバイルキーは2014年9月で終了し、スマートフォンによる認証サービス「スマート認証」へ移行されました。
セブン銀行
バンキングサービスにおけるセキュリティ対策も備えています。不正アクセス防止のために、24時間365日の常時アクセス監視体制が敷かれており、個人情報保護のためデータ通信は128bitSLL以上の暗号化通信でのみ行われています。
ソニー銀行
資金移動のタイミングでは、ログインとは別に取引用パスワードが必要になるようになっています。ここでは銀行から提供される乱数表を元に預金者が文字を入力する必要がありますが、ソニー銀行では数字・英大文字・英小文字のブロックの配置が表示のたびに変わるように工夫されています。これで、マウスのクリック位置を記録するプログラムを使われても、不正アクセスされる心配はありません。
また定期預金の解約や重要な取引をする場合は、第3のパスワードを求められるようになっており、ソニー銀行では「好きな映画のタイトルは?」といった合言葉に応えるようになっています。
じぶん銀行
じぶん銀行のスマートフォンアプリからATMとパソコンをロックすることができ、ロックを解除しても60分後には自動的にロックがかけられるので、知らないうちに不正アクセスされる心配は少なくなるでしょう。振込み・ATM出金限度額もスマートフォンとPCから自由に設定できますし、お金の流れをメールで通知してくれる設定もあります。
新生銀行
新生銀行はセキュリティ・カードを利用することにより、暗証番号が仮に流出してもカードがなければ取引はもちろんのこと、ログインすらできない仕組みになっています。また、万が一の時の補償制度も充実。不正利用被害にあったユーザーには、条件付きですが最大300万円までの補償制度を備えています。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行のセキュリティ対策として特徴的なのが「トークン」です。これは「ワンタイムパスワード」ともいって、1度しか使えないパスワードを1分おきに生成する電子機器になります。これによって、万が一パスワードを盗み見られた際にも、一度使用したパスワードは無効となるので、不正アクセスを防止することができます。
ちなみにトークンはゆうちょ銀行が2014年6月から無料配布を行っています。
イオン銀行
イオン銀行のセキュリティ対策の特徴はいくつかありますが、その一つが独自のセキュリティソフト「SaAT Netizen」(サート・ネチズン)の無償提供。イオン銀行のホームページを自動的に監視するサービスで、利用している間、様々な攻撃からガードしてくれます。
スルガ銀行
ネット銀行としては、リスクベース認証という技術を採用しています。この認証システムにより、通常使用していないPCからアクセスがあった場合は、登録してある合言葉を表示し、全て回答しなければログインできまません。より高いレベルのセキュリティを確保することができます。
ジャパンネット銀行
ログインパスワードの他に、大切な取引の際にはワンタイムパスワード(またはIDコード)の入力を求めることで一層のセキュリティ強化を図っています。しかも、10分以上入力がなければ自動でタイムアウトし、一定回数以上間違って入力するとパスワードは失効します。
もう一つは各種の保険制度です。キャッシュカードを盗難されて不正利用された場合は「キャッシュカード盗難保険」で50万円まで補償されます。「預金口座不正使用保険」は普通預金から不正に振込されたことによる損害を補償する保険です。1口座当たり最大で500万円の補償限度額となっています。さらに保険料はジャパンネット銀行が負担するので、利用者にとって負担のかからないとても安心な制度です。
三菱東京UFJ銀行
Rapportによってウイルスを検知・除去し、通信情報の漏洩を防ぎます。インストールするだけで自動的に機能することや利用料金がかからないこともメリットです。