知ってお得! ネット銀行の無料サービスまとめ

  • ネット銀行の無料サービス

 ネット銀行は店舗型の銀行よりも金利が高いことで有名ですが、メリットはそれだけではありません。実は無料で利用できるコンテンツも多く、これを賢く使うことでもっとお得に資産運用できるのです。今回はそのテクニックについてご紹介しましょう。
 ネット銀行の利用者が増えている要因のひとつに「ATMの手数料が無料」という点があります。店舗型の銀行であれば時間外や入金・出金手数料として100円+税がかかり、深夜帯や土日祝日ならば更に手数料が高くなります。金利もそれほど高くありませんし、手数料でほとんど減ってしまうという方も少なくないと思います。
 しかし、ネット銀行ではATMの手数料が無料。引き落としの時間や曜日などを気にせずに利用できるのが魅力です。ただし、銀行やプランによって適用される回数や条件が異なるので注意してください。
 たとえば住信SBIネット銀行では、提携ATMであるゆうちょ銀行・イーネット・ローソンATMの利用時に限り、合計で毎月5回まで無料(6回目以降は100円+税)となっています(2014年4月1日現在)。
 またジャパンネット銀行では、出金・入金ともに毎月初回0円で、2回目以降は3万円以上だと0円、3万円未満だと162円かかるシステムです(2014年4月1日現在)。
 ネット銀行選びでは金利の高さやATMの多さも重要ですが、手数料無料の条件などを詳しく知ることで、より効率的に資産運用ができます。
 ネット銀行のもうひとつの魅力として「他行宛ての振込が無料」という点があります。
貯蓄用のお金は金利が高いネット銀行に預けて、普段使いのお金は別の銀行に移したいというときに便利です。
 ただし、こちらもATM手数料の無料サービスと同様に、銀行によってシステムが異なるので注意してください。たとえばソニー銀行であればインターネットバンキング・スマートフォン・モバイルバンキング・テレホンバンキングの振込時、同行宛てならば何度でも0円で、他行は月1回まで0円(翌月キャッシュバック)となっています(2014年4月1日現在)。
 またじぶん銀行では同行と三菱東京UFJ銀行への振込手数料は無料ですが、他行の場合は3万円未満の振込みが1回174円(税込み)、3万円以上の振込みが1回278円(税込み)となっています(2014年4月1日現在)。
銀行によって利用回数や提携銀行などの制限がありますが、それでもかなりの手数料を節約できます。無駄を少しでも少なくするためにも是非お試しください。
 制限付きの無料サービスをもっとお得に使いたい場合は、ネット銀行を組み合わせてみましょう。たとえばATM引き出し手数料が月5回まで無料の住信SBIネット銀行と、月3回まで無料のじぶん銀行と組み合わせれば、月に8回まで手数料が無料になるのです。
 複数のネット銀行で口座を作り、お得に無料サービスを利用しましょう。
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