多頭飼いで選びたいペット保険 〜多頭割引ほか選ぶ際のポイントなどを解説

多頭飼いで選びたいペット保険〜多頭割引ほか選ぶ際のポイントなどを解説

犬や猫を2匹以上飼っていると、複数のペットの治療時期が重なり、診療費の負担が一度に大きくなることがあるため、ペット保険の加入を検討している人も多いことでしょう。

そうした複数で加入する場合、保険料も頭数分必要になります。ただし、選ぶ際には、多頭割引の有無だけでなく、補償内容や契約条件も含めて検討し、選ぶことが大切です。

本記事では、多頭飼いでペット保険を検討している人に向けて、契約時の注意点や多頭割引の仕組み、保険選びのポイントを解説します。

mokuji目次

  1. 多頭飼いでペット保険が必要な理由
    1. 診療費が頭数分かかるため
    2. 複数のペットに同時期の治療が必要になることがある
    3. ペットごとに病気やけがのリスクが異なる
  2. 多頭飼いのペット保険でも1匹ごとの契約が基本
    1. 2匹目以降を追加するときの確認事項
    2. 同じ1匹に複数契約するときの確認事項
  3. 多頭割引は割引額だけでなく適用条件まで確認する
    1. 割引対象になる契約数の確認
    2. 割引が始まるタイミングの確認
    3. 契約者情報の一致条件の確認
    4. 多頭割引対象商品の確認
  4. 多頭割引の適用例を確認する
  5. 多頭割引がなくても頭数分の総保険料で比べる
  6. 多頭飼いでペット保険を選ぶときのポイント
    1. 頭数分の保険料を長期で比べる
    2. それぞれの補償範囲を比べる
    3. 新規加入できる年齢を比べる
    4. 保険金請求のしやすさを比べる
  7. 「多頭飼い」でおすすめのペット保険TOP3 〜ペット保険 オリコン顧客満足度ランキング 飼育頭数別部門
    1. 飼育頭数別部門「多頭飼い」1位:第一アイペット
    2. 飼育頭数別部門「多頭飼い」2位:楽天損害保険(楽天ペット保険)
    3. 飼育頭数別部門「多頭飼い」3位:アニコム損害保険
  8. 多頭飼いのペット保険選び、多頭割引以外の他要素も踏まえての検討が重要

多頭飼いでペット保険が必要な理由

多頭飼いでペット保険が必要な理由

多頭飼いでは、複数のペットの治療時期が重なる可能性などを考慮し、飼育頭数に応じた医療費の備えを考える必要があります。

ペット保険を検討する際には、頭数分の保険料を継続して支払えるか、貯蓄でどこまで備えられるかを踏まえて必要性を判断することが大事です。

ここでは、多頭飼いでペット保険が必要な理由を解説します。

診療費が頭数分かかるため

ペットには人のような公的医療保険制度がないため、動物病院でかかった診療費は全額飼い主が負担します。1匹が病気やけがをした場合でも診療費は発生しますが、複数のペットの治療が重なれば、その分だけ家計への負担も大きくなります。

また、通院だけでなく、入院や手術が必要になる場合もあります。

診療費は、頭数分を支払えるかを確認し、貯蓄で備えるのか、ペット保険を利用するのかなど、家計に合った方法を検討することが大切です。

複数のペットに同時期の治療が必要になることがある

多頭飼いでは、複数のペットで同時期の治療が必要になる場合があります。

たとえば、1匹が伝染病や寄生虫に感染すると、ほかのペットへ広がる可能性があります。また、ペット同士のケンカなどで複数がけがをするケースも考えられます。
複数分の診療費が集中すると、1匹だけの想定で準備していた場合、診療費は不足します。必要な治療を受けさせられるよう、飼育頭数を踏まえて医療費への備えを検討しておきましょう。

ペットごとに病気やけがのリスクが異なる

同じ家で暮らしていても、年齢や種類、健康状態などはそれぞれ異なります。ペット保険を検討する際も、それぞれのペットについて備えたい病気やけが、リスクなどに必要な補償を確認する必要があります。

貯蓄でどこまで診療費を負担できるかも踏まえ、1匹ずつペット保険の必要性を判断しましょう。

多頭飼いのペット保険でも1匹ごとの契約が基本

多頭飼いのペット保険は1匹ごとの契約が基本

多頭飼いでペット保険に加入する場合、基本的にはペット1匹ごとに申し込み、契約します。猫2匹、犬2匹、犬と猫など、飼育している組み合わせにかかわらず、ペット保険は1匹単位で契約条件を確認するのが基本です。

なお、「複数のペットにそれぞれ保険をかけること」と「同じ1匹について複数の保険を契約すること」は意味が異なります。ここでは「同じ1匹について複数の保険を契約すること」についても解説します。

2匹目以降を追加するときの確認事項

すでに1匹がペット保険に加入していても、2匹目以降が既存契約へ自動的に追加されるわけではありません。新たに迎えたペットについては改めて申し込み手続きが必要です。

多頭割引がある場合は、新しい契約だけでなく、すでに加入している契約にいつから割引が反映されるかも確認しておきましょう。契約頭数に応じた割引や追加した契約は初年度から割引され、既存契約は次回更新時から対象になる場合など、各社によってさまざまです。
2匹目以降を追加するときは、新しく加入するペットの契約条件に加え、既存契約を含めた多頭割引の適用時期まで把握しておくと、実際に支払う保険料を見通しやすくなるでしょう。

同じ1匹に複数契約するときの確認事項

同じ1匹で複数のペット保険へ加入できるかどうかは、保険会社によって異なります。他社との重複加入を認めている保険もあれば、すでに加入している他社契約を継続する場合は、新たに契約できない保険もあります。

また、重複加入ができる場合でも、複数の契約から支払われる保険金の合計が実際の診療費を超えないよう、支払額が調整されることがほとんどです。
同じペットについて複数契約を検討する際は、新たに申し込む保険と現在加入している保険の双方で、重複加入の可否や保険金の支払方法を確認してください。

多頭割引は割引額だけでなく適用条件まで確認する

多頭割引は割引額だけでなく適用条件まで確認する

多頭割引は、複数のペットについて所定の条件を満たす契約をした場合などに、保険料の割引を受けられる制度です。

ただし、2匹飼っていれば、すべての契約に同じ割引が自動的に適用されるとは限りません。

対象となる契約数や適用時期、契約者情報、対象商品などによって、実際に支払う保険料は変わります。割引率や金額とあわせて、自分の契約ではどのように適用されるのかを見る必要があります。

割引対象になる契約数の確認

多頭割引には、2契約目以降だけを対象とする制度もあれば、複数契約を維持して更新すると、それまで対象外だった既存契約にも割引が適用される制度もあります。

2匹以上で加入の際は、何件目の契約から割引されるのか、どの契約が対象になるのかを確認しましょう。

割引が始まるタイミングの確認

多頭割引が始まるタイミングは、保険や契約状況によって異なります。

複数のペットを同時に申し込んだ場合でも、初年度からすべての契約が割引対象になる商品もあれば、一部の契約は更新後から対象となる商品もあります。
また、すでに1匹が加入している状態で2匹目を追加した場合も、新しい契約と既存契約で割引の開始時期がずれることがあります。

いつから割引が適用されるかによって支払う保険料が変わるため、適用が開始される時期についても確認しておきましょう。

契約者情報の一致条件の確認

多頭割引では、契約者情報が適用条件に含まれる保険があります。契約者名や住所、電話番号などの一致を求める制度です。

家族それぞれの名義で契約している場合は、同居していても割引の条件を満たさないことがあります。2匹目以降を申し込む前に、既存契約の名義や登録情報も確認しておくとよいでしょう。

多頭割引対象商品の確認

多頭割引の対象となる商品やプランは、保険会社ごとに異なります。複数のペットを同じ保険会社で契約していても、一部の商品やプランが割引対象外となるケースがあります。

2匹目以降を申し込む際は、保険会社だけでなく、加入する商品やプランが多頭割引の対象になっているかも確認が必要です。

多頭割引の適用例を確認する

多頭割引の適用例を確認する

多頭割引には、2契約目以降の保険料から一定額を差し引く方式や、契約数に応じて一定割合を割り引く方式があります。

追加した契約は初年度から、既存契約は更新後から対象とする仕組みもあり、適用方法は制度によってさまざまです。

同一の契約者であることや、対象の商品・プランに加入していることが条件となる場合もあります。
ほかの割引との併用可否も含め、自分の契約ではどの割引が、いつから適用されるのかまで見ておくとよいでしょう。

多頭割引がなくても頭数分の総保険料で比べる

多頭割引がなくても頭数分の総保険料で比べる

多頭割引の有無だけでは、複数分の保険料が安いかどうかは判断できません。比較するときは、各ペットの基本保険料を合計し、多頭割引などが適用される場合はその分を差し引いた全体の保険料で考えましょう。

たとえば、多頭割引がある商品でも基本保険料が高ければ、割引後の総額がほかの商品を上回ることがあります。反対に、多頭割引がなくても、1匹ごとの保険料が低ければ、複数匹分の合計額を抑えられるケースもあるのです。
総保険料を見る際は、補償割合や通院・入院・手術の補償範囲など、できるだけ近い条件の商品同士で比べましょう。

多頭飼いでペット保険を選ぶときのポイント

多頭飼いでペット保険を選ぶときの比較ポイント

多頭飼いでペット保険を選ぶときは、多頭割引だけでなく、世帯全体で継続できる保険料と、それぞれのペットに必要な補償の両方を比べることが大切です。

同じ保険に揃えることを前提にせず、1匹ずつ条件を整理したうえで、保険料や補償内容、加入できる年齢、保険金の請求方法を比べると選択肢を絞りやすくなります。

頭数分の保険料を長期で比べる

頭数分の保険料を比べるときは、加入時だけでなく、年齢を重ねたあとの金額も見ておきましょう。ペット保険は年齢に応じて保険料が変わる商品がほとんどで、その時期や金額は商品ごとに異なるためです。

また、多頭割引があっても、基本保険料やその後の変化によって総額は変わります。

契約時の保険料だけで「安い」と判断せず、それぞれの将来の保険料に割引を反映した金額まで見ると、長期的な負担を比べやすくなるでしょう。

それぞれの補償範囲を比べる

多頭飼いでも、1匹目と2匹目以降に同じ補償が必要とは限りません。年齢や品種、健康状態などを踏まえて、通院・入院・手術など、どこまで備えたいのかを1匹ずつ考えましょう。

補償対象となる診療の範囲や支払限度額、補償対象外となる傷病などは保険によってさまざまです。多頭割引を優先して同じ保険に揃えるより、まず各ペットに必要な補償内容を整理し、その条件を満たす保険を比べるほうが選びやすいでしょう。

新規加入できる年齢を比べる

ペット保険では新規加入年齢の上限を設けている商品がほとんどですので、1匹目がすでに加入している保険へ2匹目以降も申し込む場合も、新たに加入するペットの年齢条件を見る必要があります。

後から迎えた犬や猫がシニア期に入っている場合は、同じ商品へ申し込めないこともあります。その場合は、1匹目の契約状況とは分けて、申込時点の年齢や健康状態などの加入条件を確認しましょう。

保険金請求のしやすさを比べる

複数のペットが通院すれば、それぞれについて保険金請求の手続きが必要になることもあります。多頭飼いでは、補償内容や保険料だけでなく、保険金を受け取るまでの手続きも比較したい項目です。

主な精算方法には、動物病院の窓口で自己負担分を支払う「窓口精算」、診療費をいったん全額支払ったあとに保険会社へ請求する「後日精算」があります。
窓口精算と後日精算

請求方法/動物病院での支払い

診療後の手続き

多頭飼いで確認したい点

●窓口精算
原則として補償分を除いた自己負担額を支払う

原則、保険会社への別途請求が不要

複数匹の通院が重なった際の手続き負担を抑えやすい

●後日清算
一度診療費全額を支払う

明細書等を用いて保険会社へ請求する

Web・アプリ対応の有無や必要書類を確認する

窓口精算は、対応する保険に加入し、対象の動物病院を利用する場合などに使える仕組みです。

後日精算でもWebやアプリから請求できる商品があるため、複数匹分の手続きを続けやすい方法かどうかも選ぶ際の判断材料になります。

「多頭飼い」でおすすめのペット保険TOP3 〜ペット保険 オリコン顧客満足度ランキング 飼育頭数別部門

「多頭飼い」でおすすめのペット保険TOP3 〜ペット保険 オリコン顧客満足度ランキング 飼育頭数別部門

「ペット保険 オリコン顧客満足度ランキング」では、部門別で飼育頭数別「多頭飼い」を発表しています。対象となるのは、2匹以上の犬・猫について同じペット保険に加入し、そのうち1匹以上で保険を適用した経験がある人です。

TOP3は、次のとおりです。
ペット保険 オリコン顧客満足度ランキング 飼育頭数別部門「多頭飼い」TOP3

1位

第一アイペット /74.9点

2位

楽天損害保険(楽天ペット保険) /74.7

3位

アニコム損害保険 /74.5点

飼育頭数別部門「多頭飼い」1位:第一アイペット

飼育頭数別部門「多頭飼い」では、第一アイペットが初の1位を獲得しました。

総合ランキングでは2位にランクイン。評価項目別ランキングでは、「保険金・給付金」で2位のほか、全5項目中4項目がTOP3入りとなっています。また、部門別ランキングでは、「多頭飼い」以外にも、加入年齢別「シニア猫」で1位を獲得しています。

【回答者からのコメント】
  • 40代/女性40代/女性

    他社とはあまり比較していませんが、妥当な保険料だと思います。負担になる事もありません。多頭飼いだと少し安くなるのも良いと思います。
    (ご加入のペット:その他/7歳)

  • 50代/女性50代/女性

    給付金等については満足していますし家計の足しにもなってくれた保険会社には感謝しています。多頭飼いの我々には割引など良い点が多かったです。
    (ご加入のペット:ミニチュア・ピンシャー/13歳以上)

飼育頭数別部門「多頭飼い」2位:楽天損害保険(楽天ペット保険)

飼育頭数別部門「多頭飼い」2位には、楽天損害保険(楽天ペット保険)がランクインとなりました。

総合ランキングでは7位。部門別では、ペットの種類別「中型犬」で1位を獲得したほか、「猫」も2位とTOP3入りしています。

【回答者からのコメント】
  • 60代以上/男性60代以上/男性

    まとまって処置費が必要になったが、保険金が役に立った。
    (ご加入のペット:日本猫/2歳)

  • 50代/男性50代/男性

    補償される金額やプランの種類などが豊富で選べるのでとてもわかりやすく充実していると思います。補償されるものとされないものがわかりやすかった。
    (ご加入のペット:混血種/7歳)

飼育頭数別部門「多頭飼い」3位:アニコム損害保険

飼育頭数別部門「多頭飼い」3位はアニコム損害保険がランクインしました。

総合ランキングは4位で、評価項目別ランキングでは、「保険金・給付金」で9年連続1位を記録しています。また「加入・更新手続き」も2年連続1位です。部門別ランキングでは、ペットの種類別「猫」、精算方法別「窓口精算」で1位を獲得し、特に「窓口精算」は、同部門発表開始の2023年以来、3年連続1位となっています。

【回答者からのコメント】
  • 50代/男性50代/男性

    保険が適用される通院等の回数が多いのと、3割の負担でこの価格で済むのはコスパ的にも嬉しいし、多頭割引もあるから満足しています。
    (ご加入のペット:混血種/5歳)

  • 20代/女性20代/女性

    窓口で保険証提示して自己負担分のみを支払うことのできる病院が非常に多いので、便利だし安心感がある。ペット保険証がかわいい。

多頭飼いのペット保険選び、多頭割引以外の他要素も踏まえての検討が重要

多頭飼いでは、診療費が頭数分かかるうえ、複数が同時期に治療が必要になる場合など、多額に鳴りえる診療費への備えは欠かせません。

ただし、その一環としてペット保険を検討する場合でも、多頭割引だけでなく、頭数分の保険料や補償内容、新規加入できる年齢、保険金の請求方法なども踏まえて検討することが重要です。

「ペット保険 オリコン顧客満足度ランキング」では、今回紹介した飼育頭数別部門「多頭飼い」のほかにも、保険料や保険プラン、精算方法別などさまざまな角度から「ペット保険」のランキングを発表してします。多頭飼いでの検討の際にはぜひ参考にしてください。
PR

ペット保険オリコン顧客満足度ランキング

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について
PR

\ 4,662人が選んだ /
ペット保険ランキングを見る