2012年07月21日 07時00分
楽天・電子書籍サービス、好調な滑り出し ダウンロード数は「国内最大」
“好調な滑り出し”をみせたという『Kobo Touch』記念レセプションにて楽天・三木谷社長 (写真中央)(C)ORICON DD inc.
楽天は20日、電子書籍サービスと電子ブックリーダー『Kobo Touch(コボタッチ)』の発売の発売記念レセプションを都内で実施した。あいさつに立った同社の三木谷浩史社長はコンテンツのダウンロード数について「発売から2日目で国内最大になったといっていい」と述べ、好調な滑り出しをアピールした。
『Kobo Touch』はグループ会社のKobo社(カナダ・トロント市)が展開。端末の重さは185グラムと軽く、Wi-Fi機能も搭載されているため、外出先でも手軽に読書ができる点が特徴。1台に最大100冊分のダウンロードが可能で、コンテンツフォーマットは世界標準規格の「EPUB3.0」を採用している。
発売開始時点でのコンテンツは日本語以外も含め約240万冊を用意。国内コンテンツ数は3万弱だが、1日に1000〜2000程度を追加していき、「最終的には150万を目指す」(三木谷社長)という。
また、三木谷社長は「年内には、パソコンとの接続なしで初期設定や立ち上げなどを可能にする」とコメント。アップデート版の発表を目指すなど、今後同製品・サービスの改良・拡大に力を入れていく。
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