引越しや回線契約を解除(退会)する際に注意したいポイント

 プロバイダを乗り換えたい、引越しをして住所が変わる…。そんな時の手続きは一見面倒そうですが、必要な手順と注意したいポイントを理解しておけば意外とカンタンなのです。
  • 【画像】引っ越し

 基本的な手順は、プロバイダに引越しすることを伝え、引越し先での利用の有無について伝えます。気をつけたいのは、回線提供会社にも同様の連絡を自分で入れなければならないことです。
光回線利用時は…

 宅内に引いた光回線の撤去が必要となります。一度回線を撤去すると、引越し先で開通するまでインターネットは使えません。また、オプションサービスは継続ができないものもあり、インターネットテレビ等は契約を結び直す必要がある場合も。

ADSL利用時は…

 宅内工事の必要がないADSLは、引越しの連絡を回線業者へ入れる際に「ADSL回線も移転する」と伝えるだけでOKです。電話局内での工事が終われば、引越し先でモデムとパソコンを接続するだけでインターネットが使えることになります。

高速モバイル通信利用時は…

 引越し時の施工等は必要ありません。引越し先がサービス提供エリア内にあり、使用に支障がない場合はすぐにインターネットを使うことができます。こうした点も高速モバイル通信が人気となっている要因のひとつといわれています。
 プロバイダに退会の意思を伝え、指示される手続きを行います。一般的には、書類に必要事項を記入し捺印し返送するだけで、一部のプロバイダではオンラインでも解約の連絡を行うことも可能です。ただし、光回線の場合は宅内の回線を撤収する作業が入るほか、モデムなどをレンタルしている場合は返却の手続きが必要になります。
「サービス最終日の起算」について
 たとえば、「毎月25日までに受理されたものを当月処理分とし、末日をもってサービス終了とする」というシステムで運用しているプロバイダもあります。つまりは、28日に連絡をした場合は、インターネットサービスを利用しなくても翌月の利用料は発生することになります。

「回線会社」にも連絡を
 プロバイダは、回線提供会社への連絡は代行をしてくれないので、自分で連絡する必要があります。この作業を済ませないと翌月以降も回線使用料を請求されることになります。
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