60代のインターネット利用率、過半数を超える〜電通調査

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出典:電通総研『シニア層のインターネット利用に関する調査』

 60代のインターネット利用率が57.0%にのぼったことが、電通総研の『シニア層のインターネット利用に関する調査』でわかった。70代の利用率も23.3%と2割を超えており、インターネットがシニア層にも普及していることがわかる。

 2000年から5年おきに実施されてきた『日本人の情報行動全国調査』と比較すると、2000年の60代のネット利用率は4.5%だったが、2005年には25.0%と大幅に上昇。2010年には48.8%だったが、ついに過半数を超えた。

 利用している端末について聞いてみると、「PC」が37.3%、「携帯電話(スマートフォン)」が51.3%と携帯端末のほうが利用されていた。NTTドコモの『らくらくホン』のFOMA対応機種が発売されたのが2004年9月、auの『簡単ケータイS』が発売されたのが2005年。2008年にはソフトバンクモバイルから初のシニア向け端末が発売されており、シニア向け端末の普及とシニア層のネット利用率がリンクしていることがうかがえる。

 インターネットを始めて良かったと感じていることについては「友人・知人とのコミュニケーションが増えた」(55.7%)、「情報が増えたり、知識が広がったりした」(55.3%)がもっとも多く、「好奇心が広がった」(41.4%)、「日々の楽しさが増した」(23.6%)、「生活に張り合いが出た」(13.1%)という声も寄せられた。

 同研究所は「ネットから享受する恩恵として情報量の増加に関連する項目が上位にあがったのは、ある意味という当然の結果ともいえますが、人とのコミュニケーションに関する項目も最上位に入ったことは注目すべき点」と分析。インターネットがシニアライフ充実の一端を担えるか、注目される。

 同調査は1月13〜23日、全国の60歳から79歳までの男女計600人に対し、調査員による訪問留め置き式で実施している。

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